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シグマは2月19日、同社フルサイズFoveonセンサー搭載カメラに搭載予定のフルサイズFoveon X3センサーについて、1:1:1 20Mテクノロジーx3層仕様でのセンサー開発を白紙に戻すと発表した。

シグマは2020年2月に、「弊社が取り組んでいたセンサーは、その致命的な欠陥により量産化を断念せざるを得なかったことから開発プロジェクトを中止しており、これにともなって協業先であるセンサー製造会社との契約も解消しております」と発表。その後、開発進捗状況の報告は出ていなかった。

代表取締役社長の山木和人氏は次のようにコメントしている。

現在は、お待ちくださっている皆さまのご期待に応えられるよう仕様から再検討し、本社主導で研究開発を進めている段階であり、まだカメラボディの開発には至っておりませんが、当社としては、お客様にとって真に価値あるカメラを自信を持ってお届けできるよう、最大限の努力を続けて参る所存です。