© Photograph by David Bloomer/Cinemax
Blackmagic Designの発表によると、「All Rise」、「The Goldbergs」、「ファーゴ」を含む2020年秋の新番組および継続番組で、同社の撮影用およびポストプロダクション用製品が使用されたという。
Colortimeのラッセル・リンチ氏は、柔軟性が高く、高度な機能を搭載したDaVinci Resolve Studioを大変気に入っているという。
リンチ氏:DaVinci Resolve Studioには多数のツールが搭載されているので、様々なルックを作成でき、クライアントのあらゆる要望に応えられます。「A Million Little Things」のような番組では、想像力がソフトウェアによって妨げられるようであってはいけないんです。DaVinci Resolveには、良い仕事をする上で必要なもの全てが搭載されています。
撮影監督のデビッド・ハープとアマンダ・トレイズの両氏は、「All Rise」の第2シーズンの撮影におけるチャレンジをBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kを用いることで克服した。
ハープ氏:パンデミックの最中に、安全に撮影を行うことは気の遠くなるような作業でした。Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K独自の柔軟性と美しい映像のおかげで、番組を継続して撮影できました。この作品に関われることに、誰もが誇りを感じています。
Blackmagic Design製品が使用された番組は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
Blackmagic Designのカメラ、オンセット・グレーディング、DIT、VFXワークフローが使用された作品:
- 「All American」-DITのアーバン・オルソン(Urban Olsson)氏、DaVinci Resolve、Smart Videohub、UltraStudio Mini、DeckLink Mini Recorder、DeckLink Mini Monitorを使用。
- 「All Rise」-撮影監督のデビッド・ハープ氏、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kで第2シーズンを撮影。
- 「Batwoman」-DITのノア・リショーズ(Noah Richoz)氏、Smart Videohub 20×20、ATEMスイッチャー、UltraStudioキャプチャー・再生機器を使用。
- 「ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜」-Filmworks/FX NYのVFXスーパーバイザー、マイク・ウォーレン(Mike Warren)氏、VFXパイプラインにDaVinci Resolve Studioを使用。また、再生用にIntensity Shuttle、VFXショット用にProduction Camera 4Kを使用。
- 「Bull」-DITのキース・パトナム(Keith Putnam)氏、Smart Videohub 20×20、Mini Converter各種、UltraStudio Mini Monitor、DaVinci Resolve Studio、Videohub Smart Control Proを使用。
- 「The Goldbergs」-DITのケビン・ミルズ(Kevin Mills)氏、Smart Videohub 16×16、Mini Converter SDI Distribution、DeckLink Mini Monitor、DeckLink Mini Recorder、SmartView Duo、DaVinci Resolve、CleanSwitch 12×12を使用。
- 「レガシーズ」-DITのビリー・ミュラー(Billy Mueller)氏、DaVinci Resolve Studio、Ultimatte 12、UltraStudioキャプチャー・再生機器を使用。
- 「Nancy Drew」-DITのマイケル・サンガロング(Michael Sangalong)氏、DaVinci Resolve Studio、MultiView 16、多数のMini ConverterおよびMicro Converterを使用。
- 「NCIS」および「The Neighborhood」-Muse VFXの創設者/VFXスーパーバイザーのジョン・グロス(John Gross)氏とフレッド・ピエンコス(Fred Pienkos)氏および制作チーム、合成にFusion Studioを使用。
- 「STATION 19」-DITのアンディ・レモン(Andy Lemon)氏、Smart Videohub 40×40を使用。
ポストプロダクションでDaVinci Resolve Studioが使用された作品:
- 「American Housewife」、「Cruel Summer」、「Saved by the Bell」-Point 360のパトリック・ウッダード(Patrick Woodard)氏がグレーディング。
- 「Bull」-Level 3のマーク・ウィルキンズ(Mark Wilkins)氏がグレーディング。
- 「殺人を無罪にする方法」および「スーパーナチュラル」-Technicolorのスパークル(Sparkle)氏がグレーディング。
- 「A Million Little Things」および「Stumptown」-ColorTimeのラッセル・リンチ(Russell Lynch)氏がグレーディング。
- 「エクスパンス -巨獣めざめる-」-Company 3 Torontoのジョアン・ローク(Joanne Rourke)氏がグレーディング。
- 「私立探偵マグナム」-Company 3 Hollywoodのローラ・ジャンス・ファズィオ(Laura Jans Fazio)氏がグレーディング。
- 「Motherland: Fort Salem」、「mixed-ish」、「ブラッキッシュ」-The Foundationのギャレス・クック(Gareth Cook)氏がグレーディング。
- 「NCIS: ニューオーリンズ」および「NCIS」-Picture Shopのジョージ・ディレイニー(George Delaney)氏がグレーディング。
- 「ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?」-Company 3 Santa Monicaのデイビッド・ハッシー(David Hussey)氏がグレーディング。
- 「STATION 19」-Technicolorのロイ・ヴァシフ(Roy Vasich)氏がグレーディング。
- 「THE FLASH/フラッシュ」-Level 3のケン・ヴァン・ディースト(Ken Van Deest)氏がグレーディング。
- 「ウォーキング・デッド」、「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」、「Claws」、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」、「Kung Fu」 – Picture Shopのクリス・ボイヤー(Chris Boyer)氏がグレーディング。
- 「ハンドレッド」-ColorTimeのダン・ジュディ(Dan Judy)氏がグレーディング。
- 「アップロード」-SIM Internationalのジョン・ペルシケッティ(John Persichetti)氏がグレーディング。
- 「レガシーズ」および「Roswell, New Mexico」-Point 360のチャーリー・タッカー(Charlie Tucker)氏がグレーディング。
- 「A Teacher」および「Big Shot」-Picture Shopのシェーン・ハリス(Shane Harris)氏がグレーディング。
- 「ウォッチメン」および「Zoey’s Extraordinary Playlist」-SIM Internationalのトッド・ボックナー(Todd Bochner)氏がグレーディング。
- 「ファーゴ」-Picture Shopのトニー・ダモーレ(Tony D’Amore)氏がグレーディング。
- 「Defending Jacob」-SIM Internationalのジョー・フィンリー(Joe Finley)氏およびルーシー・バービアー・ディアーンリー(Lucie Barbier-Dearnley)氏がグレーディング。
- 「Pバレー: ストリッパーの道」-HARBORのローマン・ハンカウィッツ(Roman Hankewycz)氏がグレーディング。