Sartorial Talks

Blackmagic Designの発表によると、メンズファッションのベストセラー作家であり、ソーシャルインフルエンサーであるヒューゴ・ジャコメ氏が、同氏のYouTubeチャンネル「Sartorial Talks」で週に1度配信されるコンテンツを、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6KおよびATEM Mini Pro ISOを使用して作成しているという。

Sartorial Talks

2009年にスタートした「Parisian Gentleman」は、クラシックなメンズファッションと衣服に関連したライフスタイルを提案するオンラインマガジンである。同サイトは、ファッションに関する話題の中で広く認知されるようになり、毎月平均で50万ビューのアクセスがある。また、ジャコメ氏のYouTube登録者は16万7千人以上に上る。

登録者が増えると同時に、海外でのファッションショーや会議に赴くことが制限されたこともあり、ジャコメ氏はParisian Gentlemanの映像制作ワークフローを進化させようと考え、放送品質に限りなく近づけるよう努力を重ねている。

ジャコメ氏:チームとして、チャンネル改善の着想はすでにあったのですが、パンデミックによりこのアイデアが加速しました。外部からのサポートがなくても、自分たちの力で独自の配信を定期的に作成できることが非常に重要でした。

プロの放送スタジオで作成されるような品質に可能な限り近づけることが私たちの目標でしたが、Blackmagic Designの配信ハードウェアのおかげで、私たちへの評価を反映するような高品質のコンテンツを作成するという目標を実現できています。

Sartorial Talks

ホームスタジオには、Canonのレンズを装着した3台のBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kが設置されている。プロダクションチームは、撮り直しに備えて4台目の移動カメラを待機させている。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kのディテールとカラーは素晴らしいですね。ハイファッションやスタイルに特化したチャンネルでは、これは非常に重要なポイントです。

Sartorial Talks

すべてのコンテンツは、ATEM Mini Pro ISOでスイッチングされ、制作チームは毎週ライブ配信を行っている。Parisian Gentlemanのコミュニティは、ジャコメ氏やゲストたちと情報交換したいと希望しているのだ。

私たちが一番感動したのは、スイッチャーを直感的に使用できることです。さらに、すべてのライブビデオ配信を後からDaVinci Resolveで編集できることは、まさに革命的ですね。

Blackmagic Designは、従来的なスタジオ放送と、コンテンツクリエイターのギャップを埋める役割りを果たしています。私のようなコンテンツクリエイターは、情熱を形にするために、低価格でも高品質の機材を求めているのです。私たちは少人数のチームですが、スタジオ設定はプロ仕様になっており、実際より大規模なプロダクションを行っているという印象を与えることでしょう。