ARRIリモートソリューションメイン写真

ARRIは、ニアセットおよびオフセットのワークフローに合わせてカスタマイズ可能な「ARRIリモートソリューション」を発表した。

ARRIリモートソリューションは、ARRIのカメラ、照明、リモートヘッド、アクセサリに関して、安全な社会的距離を保つためのワークフローを提供する。

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ARRIのインテリジェント照明制御アプリ「Stellar」では、照明に触れることなく、またタレントに近づくことなく、色温度や出力の変更が可能。WCU-4やERM(外部無線モジュール)などの製品では、スタッフがより遠くから、またコンクリートなどの壁を通して、フォーカスやカメラの動きをコントロール可能となる。

SRH(スタビライズド・リモート・ヘッド)では、カメラの位置を変更することなく、ロボティック・ドリーと組み合わせて、セットに近い動きが可能。同時に、Webコントロールにより、撮影監督や照明技術スタッフがカメラや照明を別の部屋からでも、創造的かつ技術的にコントロールでき、スタッフの距離に関係なく、映画のようなクオリティーが得られるとしている。

同社グローバルセールス&ソリューションゼネラルマネージャーのStephan Schenk氏は次のようにコメントしている。

パンデミックによる変化によって、プロダクションは適応を余儀なくされています。移動の制限やソーシャルディスタンスを保つための新たな要件が発生する中、業界で実績のあるツールで構成されたARRIのエコシステムは、制作の創造性や技術的なコントロールを損なうことなく、ニアセットでもオフセットでも、安全なセットを作成するためにカスタマイズすることができます。これは、ARRIが映画製作者を支援するもう一つの方法です。