ティアック株式会社は、Referenceシリーズ初のフルサイズ機である701シリーズとして、新開発のオリジナル・ディスクリートDACを搭載したUSB DAC/ネットワークプレーヤー「UD-701N」を2021年5月29日に発売する。希望小売価格は税別348,000円。カラーはブラックとシルバーの2色。
UD-701Nは、USB DAC機能を核に、ネットワークプレーヤー、アナログプリアンプ、ヘッドホンアンプなどの様々な機能を高次元で融合し、新開発のTEAC ΔΣ(デルタシグマ)ディスクリートDACを搭載したフラッグシップDAC。
USB DAC、ネットワークプレーヤーとしてはDSD22.5MHz、PCM 384kHz/32bitに対応。すべてのデジタル信号は、TEAC ΔΣディスクリートDACにより高音質でアナログ信号へと変換される。PC/Macを中心としたシステムから、NASを使ったオーディオサーバーシステムや、ストリーミング再生まで、あらゆるデジタル再生で活躍するだけでなく、アナログ/デジタル入力を装備したことでプリアンプとしてシステムの中枢を担うことも可能。
パワーアンプと組み合わせたスピーカーリスニングにとどまらず4pin XLR端子によるヘッドホンのバランス出力にも対応している。UD-701Nの主な特長は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
- 新開発のTEAC ΔΣ(デルタシグマ)ディスクリートDACを搭載
- 優れたチャンネルセパレーションを実現するデュアルモノーラル、フルバランス回路構成
- USB DAC、ネットワークプレーヤーとしてDSD22.5MHz、PCM 384kHz/32bitの再生が可能
- 4つのデジタル入力とRCA/XLRの2系統のライン入力を装備したプリアンプ機能
- バランスアクティブグランドが切替可能な4pin XLRを備えたヘッドホンアンプ
- CDプレーヤーのデジタル出力にも対応したMQAフルデコーダー機能を搭載
- RDOT NEOによる2xFs/4xFs/8xFsへのアップコンバート機能
- LDAC、aptX™ HDなど高音質コーデックに対応したBluetooth®レシーバー
- OpenHome準拠、Roon Ready対応
- Spotify Connect、Tidal、Qobuz、TuneIn(Internet Radio)に対応
- 独自の電流伝送強化型出力バッファー回路TEAC HCLD2
- TEAC QVCSによる高解像度アナログプリアンプ回路
- RoHS対応