ジャパンマテリアル株式会社は、同社が取り扱うMatrox社の新製品、4K4出力マルチデコーダー「Maevex 6152 Decoder」を2021年5月25日に発売する。希望小売価格はオープン。

「Matrox Maevex 6100シリーズ」は、標準の1Gbpsイーサネット環境で4つの4K映像を同時にエンコードし、それぞれ異なるストリーミングプロトコルで配信可能なエンコーダー・デコーダーシリーズ。Matrox社独自のH.264コーデック・エンジンの搭載により、ビットレートを非常に小さく保ちながら、画質を犠牲にすることなく遅延を最小限に抑え、高品質なストリーミングの送受信・録画を実現するとしている。

最大4K×4ストリーム/フルHD×16ストリームに対応

Maevex 6152 Decoderは、シリーズ初の4K対応デコーダー。最大4つの4Kストリームや、1080/30pの映像を16ストリーム受信して、4面までのマルチスクリーン表示が可能。

最大デコード性能(例 4:2:0の場合)

3840×2160@30Hz 4系統 4096×2160@30Hz 3系統
3840×2160@60Hz 2系統 2560×1600@60Hz 4系統
1920×1080@60Hz 8系統 1920×1080@30Hz 16系統
複数のIPカメラを使用した監視環境に最適

無償提供の専用ソフトウェア「Matrox PowerStream Plus」に搭載された多数のプリセットを利用して、複数のストリームを1つのディスプレイに表示でき、様々なサイネージや複数カメラの監視を容易に実現する。