パナソニックは、2021年5月30日(日)にLUMIXの新拠点として「LUMIX BASE TOKYO」を東京・南青山にオープンした。オープン直前となる5月28日に行われたプレス向け内覧会の様子を写真とともに紹介しよう。

パナソニック株式会社 イメージングビジネスユニット長 山根洋介氏からの挨拶も行われた
コンセプトは「未完=可能性」

LUMIX BASE TOKYOの施設は「ショウルーム」「スタジオ」「ギャラリー」「ストア」「サポート」と、5つの機能を装備している。

今までのショールームはメーカーオススメの製品や展示を行うなど、ユーザーに対して一方通行形式だったが、LUMIX BASE TOKYOではメーカーとクリエイターがともに高め合うパートナーとなるようなクリエイターの活動拠点を目指しているという。

動画収録・ライブ配信を試せる動画向けスタジオセットが用意されている
配信卓
物撮りやポートレート撮影ができる静止画向けスタジオセット

LUMIX BASE TOKYOにはパナソニック社製品だけでなく、照明、マイク、ジンバル、編集ソフトなどの他社製品も設置されており、常にLUMIX製品と他社の最新機器を組み合わせた試用が可能な環境が整っている。

DJI社のジンバルにカメラを載せて試すことができる
録音機器、照明機材などの機材も揃っている

LUMIX BASE TOKYOの"BASE"は、クリエイターの活動拠点(基地)で、変化し、共に創っていく素地という考えのもと、ロゴやデザインにも反映されている。

ショールームの机は木の素材を活かしたデザインで、脚の位置や方向なども変更でき、イベントや用途に合わせて大きさ、高さを変えることができる。まさしく基地のような使い勝手のよさを実現した仕様となっている。

また、上を見ると印象的な天井照明が設置されていた。この天井照明はLUMIX Sシリーズレンズの光軸を表す白線がモチーフとなっている。

ルミックスプロフェッショナルサービスもLUMIX BASE TOKYOにて運営を再開している
LUMIXとして初めて無線ライブ配信機能を搭載した新製品「GH5 II」

先日発表されたマイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラ 「DC-GH5M2」(以下:GH5 II)も展示されており、タッチ&トライが可能だ。GH5 IIは、スマートフォンなどでは難しい大きなセンサーのミラーレス一眼だから可能な高画質、ボケ味、暗所での高感度撮影による高品位なライブ配信を実現。また、撮影時間無制限を実現する放熱設計と大容量バッテリー、USB給電・充電(USB Power Delivery対応)により長時間の配信も行える。

最新世代のヴィーナスエンジンにより、C4K/4K 60p 10bit記録や、最新のAFアルゴリズムを採用した「リアルタイム認識AF」を搭載。高速性に優れたマイクロフォーサーズセンサーとの組み合わせにより、従来機(GH5)からAF性能が向上している。

プレス向け内覧会の様子と、新製品「GH5 II」の無線ライブ配信機能を動画で紹介


LUMIX BASE TOKYO

住所:東京都港区南青山2丁目11-17 第一法規ビル1F
アクセス:
東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営地下鉄 大江戸線「青山一丁目」駅より徒歩3分
東京メトロ銀座線「外苑前」駅より徒歩3分
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日・年末年始