Blackmagic Designは、DaVinci Resolve 17.2.1アップデートを公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。
今回のアップデートでは、ネットワークストレージデバイスを使用する際、特にタイムラインまたはメディアプールの複数の短いクリップを再生する際の再生パフォーマンスを改善。さらに、ビデオモニタリングデバイスを使用する場合およびFusionテンプレートをスキャンする場合の起動時間も短縮。DaVinci Resolveカラーコントロールパネルを使用する際のHDRパレットの応答性も向上したため、イメージ内の様々なトーンレンジをよりスピーディに調整できるという。
オーディオに関しては、長尺のタイムラインにおけるオーディオ再生が改善されたことで、これまで以上に一貫性・信頼性の高いサウンドトラック再生が可能。また、ノーマライズした32-bitオーディオの波形表示がより正確になり、WindowsシステムでMKVクリップの全範囲を滑らかに再生できる。これにより、MKVクリップが含まれるゲームメディアを編集する際に、タイムラインでよりクリーンなオーディオ再生が得られるとしている。
さらに今回のアップデートでは、DRTタイムラインを読み込む際の、メディアの再リンクの信頼性も向上。共有プロジェクトにおいて、シーケンスに適用したエフェクトが、書き出し時と同じようにすべて正確に再リンクされることを確信した上でコラボレーションできるという。