AJA Video Systems社は、一般的なUSB-C接続を備えたコンパクトなメディアリーダーの新製品として「PAK Dock Pro」を発売した。希望小売価格は税込29,700円。


PAK Dock Proは、外部電源が不要なプラグアンドプレイで使用可能。AJA製デジタルビデオレコーダー「Ki Pro Ultra 12G」から、macOSおよびWindowsを搭載したデスクトップコンピュータやラップトップコンピュータへ、Apple ProResおよびAvid DNx形式のファイルを高速転送できるという。


PAK Dock Proとの接続は、最新規格のUSB 3.1 Gen 2に対応したUSB-Cで行い、幅広い互換性と高速な転送速度を実現する。


PAK Dock Proは放送、プロダクション、ポストプロダクション、プロフェッショナルなオーディオ・ビデオを扱う環境のメディア転送を簡易化するために設計されている。


AJA PAKソリッドステートドライブ(SSD)に収録されたファイルをデスクトップまたはラップトップへ、素早くかつ簡単に転送可能。Ki Pro Ultra 12Gからを取り外したPAKメディアドライブをPAK Dock Proメディアリーダーに差し込み、USB-C経由でPCに接続することですぐに編集、ハイライトの作成、アーカイブなどの作業が行える。


PAK Dock Proは、PAK 2000、PAK 1000、PAK 512、PAK 256といったAJA PAK ドライブシリーズとの互換性を持つ。AJA PAKドライブシリーズは、Ki Pro Ultra 12Gだけでなく、Ki Pro UltraおよびKi Pro Quadでも使用可能。


AJA Video Systems社 社長 Nick Rashby氏は次のようにコメントしている。

現代のコンテンツ制作において、作業の高速化と効率化は必要不可欠な要素です。我々が市場に出すすべての製品には、これらの課題を解決する機能を備えるように努めています。AJA PAK Dock Proは最新のUSB-C接続が統合され、非常に高速で幅広い互換性を備えたメディア転送を、どのような場面でも実現します。