Blackmagic Design製品事例:2021年夏公開映画作品の場合

Blackmagic Designによると、2021年夏に世界各地で公開される多くの映画作品で、撮影およびポストプロダクションに多数のBlackmagic Design製品が使用されているという。これには、同社のデジタルフィルムカメラ、編集/カラーコレクション/VFX用のDaVinci Resolve Studioなどが含まれる。「The Green Knight(原題)」、「ジャングル・クルーズ」、「スパイラル:ソウ オールリセット」、「クルエラ」をはじめとする話題作に、同社製品が使用されている。

DaVinci Resolveは、Company 3のジェイミー・オブラドビッチ氏による「Werewolves Within(原題)」、Wild Union Postのアレックス・ノーブル氏による「Holler(原題)」、HARBORのジョー・ゴーラー氏による「After Yang(原題)」などで使用されている。ゴーラー氏は次のようにコメントしている。

「After Yang」では、DaVinci Resolve Studioのノード構成の柔軟性が非常に役立ちました。バランス調整の最終段階でノードを使用したので、監督たちと私は、様々なスタイルをすばやく試すことができ、同時に各シーンの連続性を強化できました。

「オールド」などのサスペンス・スリラーや「キャンディマン」などのホラー映画の制作において、Blackmagic Designのカメラは多数の作品やシーンで使用され、同社のルーター、キャプチャ・再生デバイス、モニター、DaVinci Resolve、Mini ConverterはオンセットのDITカートで活躍したとしている。

Blackmagic Design製品事例:2021年夏公開映画作品の場合

Blackmagic Design製品が使用された今夏の作品:

  • 「キャンディマン」:DITのJames Notari氏が、UltraStudio 4Kレコーダー、Smart VideoHub 12×12、SmartView Duoをオンセットの作業に使用。
  • 「CODA(原題)」:DITのLeonard A. Mazzone氏が、Smart Videohub 16×16、UltraStudio 4Kをオンセットの作業に使用。
  • 「Down with the King(原題)」:Daniel Vecchione撮影監督、Diego Ongaro監督が、2台のBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K、2台のVideo Assist 12G HDRをメイン撮影に使用。
  • 「ドント・ブリーズ2」:シネマトグラファーのPedro Luque氏が、ユニークなアングルの撮影にPocket Cinema Cameraを使用。DITのVeljko Vukasovic氏が、DaVinci Resolve Studio、UltraStudio 4K Extreme、Mini Monitor、Mini Recorderをオンセットの作業に使用。
  • 「フリー・ガイ」:DITのDaniel A Hernandez氏が、DaVinci Resolve Studio、UltraStudioキャプチャ・再生デバイスをオンセットの作業に使用。
  • 「フォールス・ポジティブ」:VFX監督のJohn Bair氏(Phosphene)が、VFXエレメント/プレートのキャプチャに、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6KおよびDaVinci Resolve Studioを使用。VFX監督のAlex Noble氏(Wild Union Post)が、VFXワークフローにDaVinci Resolve Studioを使用。
  • 「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」:DITのJoe Steel氏が、UltraStudio Miniキャプチャ・再生デバイス、Smart Videohub、DaVinci Resolve Studioをオンセットの作業に使用。
  • 「ジャングル・クルーズ」:DITのJason Bauer氏が、Smart Videohub 20×20、Decklink Duo、多種類のMicro Converter、DaVinci Resolve Studioをオンセットで使用。
  • 「オールド」:エディターのBrett M. Reed氏が、UltraStudio 4K Miniを使用。
  • 「スティルウォーター」:DITのDaniel A Hernandez氏が、DaVinci Resolve StudioおよびUltraStudioをオンセットの作業に使用。
  • 「The Killing of Two Lovers(原題)」:シネマトグラファーのOscar Ignacio Jimenez氏が、DaVinci Resolve Studioをオンセットでのデイリー確認に使用。
  • 「ウォーターマン」:DITのSean Rawls氏が、Smart Videohub 20×20、Multiview 4 HD、Decklink 4K Pro、Decklink HD Extreme 3D、Blackmagic Video Assist 7" 3G、UltraStudio HD Mini、UltraStudio Recorder 3G、DaVinci Resolve Studioをオンセットで使用。
  • 「Werewolves Within(原題)」:DITのBrandon Kelley氏が、DaVinci Resolve Studio、UltaStudio Mini Monitor、UltraStudio Mini Recorder、Teranexを使用。
  • 「キャッシュトラック」:DITのDaniele Colombera氏が、複数のBlackmagic Designキャプチャ・再生デバイス、Mini Converter、Mini Monitor、SmartScope Duo、Smart Videohub、DaVinci Resolveをオンセットの作業に使用。
Blackmagic Design製品事例:2021年夏公開映画作品の場合

グレーディング/編集にDaVinci Resolve Studioが使用された作品:

  • 「All the Streets Are Silent」:Samuel Gursky氏(Irving Harvey)がグレーディング。
  • 「After Yang(原題)」:Joe Gawler氏(HARBOR)がグレーディング。
  • 「ブラック・ウィドウ」:Jill Bogdanowicz氏(Company 3)がグレーディング。
  • 「クルエラ」:Tom Poole氏(Company 3)がグレーディング。
  • 「Down with the King(原題)」:Alex Berman氏(Goldcrest Post)がグレーディング。
  • 「Dream Horse(原題)」:Rob Pizzey氏(Goldcrest Post)がグレーディング。
  • 「The Green Knight(原題)」:Alastor Arnold氏(FotoKem)がグレーディング。
  • 「イン・ジ・アース」:Rob Pizzey氏(Goldcrest Post)がグレーディング。
  • 「スパイラル:ソウ オールリセット」:Joanne Rourke氏(Company 3)がグレーディング。
  • 「スティルウォーター」:Tom Poole氏(Company 3)がグレーディング。
  • 「The Killing of Two Lovers(原題)」:Drew Tekulve氏がグレーディング。Robert Machoian氏(433 Pictures)が、DaVinci Resolve Studioで編集。
  • 「ザ・プロトジェ」:Vanessa Taylor氏(Nu Boyana Studios, London)がグレーディング。
  • 「ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード」:Vanessa Taylor氏(Nu Boyana Studios, London)がグレーディング。
  • 「Werewolves Within(原題)」:Jamie O’Bradovich氏(Company 3)がグレーディング。

VFXにDaVinci Resolve StudioあるいはFusion Studioが使用された作品:

  • 「Catch the Fair One(原題)」:VFX監督のLucien Harriot氏(Mechanism Digital)が、VFXにFusion Studioを使用。
  • 「Holler(原題)」:VFX監督のAlex Noble氏(Wild Union Post)が、VFXワークフローの一環にDaVinci Resolve Studioを使用。
  • 「Joe Bell(原題)」:VFX監督のGeorge Loucas氏(Baked Studios)が、VFXワークフローの一環にDaVinci Resolve Studioを使用。
  • 「The Loneliest Whale:The Search for 52(原題)」:VFX監督のAlex Noble氏(Wild Union Post)が、VFXワークフローの一環にDaVinci Resolve Studioを使用。
  • 「スパイラル:ソウ オールリセット」:製作責任者のMartín López Funes氏(Malditomaus)が、VFX監督のJon Campfens氏(Switch VFX)の指揮で、同作のVFXにDaVinci Resolve StudioおよびFusion Studioを使用。
  • 「Werewolves Within(原題)」:VFX監督のLucien Harriot氏(Mechanism Digital)がVFXにFusion Studioを使用。
  • 「ゾラ」:VFX監督のAlex Noble氏(Wild Union Post)が、VFXワークフローの一環にDaVinci Resolve Studioを使用。
Blackmagic Design製品事例:2021年夏公開映画作品の場合