INFiLEDは、屋外向けレンタルソリューション「TITAN-X」を正式発表した。

TITAN-Xは、ピクセル径8.3mm、透過率70％の高透過性大型屋外ツアー用LED。5000nitsの高輝度とIP65保護を特徴としている。

各キャビネットは、独自の後部三角折りたたみ式風防システムを採用。屋外イベントでの風速20m/秒に耐えることもでき、耐荷重と安定性の高さを備えており、スクリーンは最大24mの高さに達することも可能だという。1200x1200mmの超大型キャビネットは、ドリーからのリフティング操作により、設置時間を短縮するユニークなデザインを採用している。

専用のドリーシステムにより、簡単に持ち運びでき、設置作業をより効率的に行うことが可能。各キャビネットの折り畳み式ブレーシングデザインは、収納スペースを節約し、追加のアクセサリーを使用しても、キャビネットは台車に載せたまま運搬できる。

TITAN-Xは、±15の角度でカスタマイズで組み立てでき、拡張可能であり、カーブ効果などのクリエイティブなデザイン要件に適応するという。

INFiLEDのCEOのMichael Hao氏は以下のようにコメントしている。

開発にはヨーロッパと中国で15人のエンジニアで研究開発チームを結成し7ヶ月間でTITAN-Xを完成させました。

TITAN-Xの素晴らしさは、私たちのチームがいかにして高い透明度と超耐荷重を1つに集約させたのかにつきます。

一般的な屋外ステージのスクリーン設備では、2段の場合、風速20m/s以上の風を防ぐために、スクリーン2mごとにステージトラスが必要となります。

しかし、TITAN-Xでは、TITANフレーム内に折り畳み式のサブフレームを精巧に組み込んでいるおかけで、8段で9.6メートルごとのステージトラスで大丈夫な仕様になっています。

さらに、システム全体の重量は約22kg/m2に抑えられており、軽量かつ高強度であることも大きな魅力です。