アストロデザイン、映像評価用アプリケーション「VVC Viewer SP-5020」発売

アストロデザイン株式会社は、2020年7月に標準化された国際規格VVC（ITU-T Rec.H.266 | ISO/IEC 23090-3）の映像評価のためのアプリケーション「VVC Viewer SP-5020」を2021年11月に発売する。希望小売価格は税込2,750,000円。

VVC Viewer SP-5020は、専用PCとソフトウェアで構成されており、VVCエンコードされたビットストリームコンテンツをVVCデコードソフトウェア※を介して再生し、12G-SDIもしくはHDMI 2.1で映像を出力する。プレイリスト機能を持ち、複数コンテンツを組み合わせた連続再生ができ、GUIで直感的に操作可能だとしている。アストロデザインオリジナルのビットストリームコンテンツをご用意するほか、ユーザーが所有する4Kコンテンツをアストロデザイン社でエンコードして提供することも可能だ。

※本Viewerはシャープ株式会社よりVVCデコードソフトウェアのライセンス提供を受けて製品化

特長

  • VVCでエンコードされた4K映像のリアルタイムデコードを実現
  • ソフトウェアのみによる4K映像のデコードが可能

使用例

  • サンプルビットストリームの評価
  • 異なる映像の比較によるVVC規格の評価を行う
  • 同一の映像から異なるビットレートでエンコードされたデータを順番に再生し、画質の視覚的評価を行う

なお、VVC Viewer SP-5020は2021年11月17日（水）～19日（金）に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2021」の同社ブースにて展示予定（ホール6/ブースNo.6301）。