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パナソニックは、LUMIXフルサイズミラーレス Sシリーズ用交換レンズ F1.8単焦点シリーズの第4弾として、「LUMIX S 35mm F1.8」を2021年12月16日に発売する。希望小売価格は税込91,300円。

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LUMIX S 35mm F1.8は、自然な遠近感と高品位な描写でスナップからポートレートまで楽しめる大口径広角単焦点レンズ。開放値F1.8は、近接撮影でのボケ表現だけでなく、低照度環境の撮影にも対応。また、F1.8シリーズ全体を通して描写性能を統一することでレンズ交換を行っても写真やカットごとで差異が少なく、一貫した描写で高品位な作品に仕上げることが可能。レンズ構成は、9群11枚で球面収差やコマ収差を抑える非球面レンズを3枚採用し、高い解像性能を実現するとしている。

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リニアモーターとインナーフォーカス採用により、動体追従に優れた高速・高精度なAF性能、と静粛性に優れたAF動作性能を両立。動画撮影時では、静粛なフォーカス駆動により駆動音を気にせず撮影でき、ポストプロダクションの際も作業の短縮化を図れるという。

また、フォーカシング時のピント位置の移動に伴い画角が変化するブリージング現象を抑制し、ピント送り時の画角変化を抑えた自然な動画撮影が可能。さらに絞りマイクロステップ制御により、輝度変化の大きいシーンでも絞り値を細かく制御することでなめらかな露出変化を実現。

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MF時のリニア、ノンリニアの切り替えをカメラ本体で選択することが可能。リニア選択時のフォーカスリングの回転角度を変更でき、回転角度によるフォーカス駆動量を調整することで、シネマレンズのような直感的で細かなピント送りを実現できる。

F1.8単焦点シリーズは、サイズの統一とほぼ同じ重心バランスを実現しており、ジンバルやドローンを活用した動画撮影においてレンズ交換時のバランス調整の負担を軽減し、時間が限られた撮影でもスムーズなオペレーションと効率的なワークフローを可能としている。

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また、サイズの統一によるシリーズ共通のホールディング性に加え、スイッチの配置、フォーカスリング位置とトルクの統一による操作性、フィルター径の統一による利便性、天候などに左右されることなく撮影が可能な防塵防滴・耐低温仕様で幅広い撮影シーンをサポートするとしている。

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製品 LUMIX S 35mm F1.8
発売時期 2021年12月16日
レンズ構成 9群11枚
特殊レンズ 非球面3枚、EDレンズ3枚
絞り羽根 9枚
最短撮影距離 0.24m
最大撮影倍率 0.22x
フィルター径 Φ67mm
フォーカス方式 インナーフォーカス
アクチュエーター リニア
OIS ×
防塵防滴
耐低温
フードロックボタン
スイッチ 〇(AF/MF)
サイズ Φ73.6×82.0mm
重量 約295g