キヤノンのグループ会社のキヤノンUSAは、2022年1月5日からリアルとオンライン双方で開催されるデジタル技術見本市「CES 2022」に出展する。ブース(Booth#15086)では、「TogetherNext」をコンセプトに、4つのコーナーで新製品や最先端の映像ソリューションを紹介する。
Create Together with Canon
写真や資料を指し示すといった簡単なジェスチャーでカメラを操作できる、キヤノンUSAが開発中のハイブリッドワークソリューション「AMLOS(Activate My Line of Sight)」を展示。会期4日間、HITRECORD社と共同で、開発中の「AMLOS」を活用した「CES 2022」来場者参加型の短編アニメーション制作プロジェクト「Writer’s Room」を実施し、後日、企画した作品をオンライン公開する。
Be Together with Canon
キヤノンのカメラと画像処理技術を用いてユーザーの姿を3Dで仮想空間に再現することで、実写3D映像による仮想空間上の対面コミュニケーションを実現する、キヤノンUSAが開発中のソフトウエア「Kokomo Software By Canon」を初展示する。
Admire Together with Canon
特定非営利活動法人京都文化協会とキヤノンが共同で取り組む「綴つづりプロジェクト」で制作した国宝「風神雷神図屏風」(俵屋宗達筆)の高精細複製品を展示。本作品は2021年11月5日に京都府の臨済宗大本山建仁寺へ奉納した、最新技術を用いて制作した高精細複製品。
キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と、京都伝統工芸の匠(たくみ)の技との融合により制作された高精細複製品により、オリジナルの文化財をより良い環境で保存しながら、日本古来の貴重な文化財を鑑賞する機会を提供する。
Experience Together with Canon
ニューヨーク市ブルックリン区のさまざまな場所をウィリー走行する、高画質な3Dの180°VR映像体験を提供する。本コンテンツは、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」(2020年7月発売)と新製品「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」(2021年12月発売)で構成するVR(Virtual Reality:仮想現実)映像撮影システムで撮影したVR映像で、VRヘッドセットを用いることで、頭を動かすだけで広い視野を確保しており、コンテンツに没入することが可能。