HollylandSolidcomM1メイン写真

Hollylandは、同時双方向ワイヤレスインターカムシステム「Solidcom M1」の使いやすさや通信品質、フレキシビリティを向上させる無償ファームウェアアップデートをリリースした。Y.D.S.のWebサイトよりダウンロード可能。

同アップデートにより、ユーザーの通信環境や好みに合わせて、より簡単にマイクゲインの調整が可能。音声の明瞭度が向上し、快適な通話ができるようになるという。ベルトパックのマイクゲイン選択画面で「ノイジー(Noisy)」「標準」「静か(Quiet)」の3つの環境設定ができるようになり、-2dB~+6dBの範囲でゲイン調整が可能になる。

新たに「アナウンス」「トーク&リッスン」「リッスンのみ」「強制リッスン」など8つの作業モードが追加され、これらのモードは現在のチームのタスクに応じて選択することが可能になる。

さらに、アプリやデバイスのウェブページより、ベルトパックに個別の名前を付けられるように改善された。システムオペレーターは、役割や機能に基づいてチームメンバーや個々のベルトパックを簡単に識別することができるようになる。

また、新しいネットワーク構成設定が追加され、Wi-Fiネットワーク上の各デバイスに動的または静的なIP(インターネットプロトコル)アドレスを簡単に割り当てが可能になる。これにより、ネットワーク設定に関する多くの潜在的な問題を防げるようになる。