株式会社アスクは「ASK visualize cloud(アスク ビジュアライズクラウド)」の提供を開始することを発表した。
同クラウドサービスは、昨年12月15日に発表したGPUクラウドサービス(仮称)の正式名称。 同社にてデータセンターにGPUを8枚搭載した複数のNVIDIA EGXサーバーを設置し、取扱いソフトウェア製品を導入しやすくするためにクラウド環境を提供する。
利用するGPU数に応じた定額制。1GPUの場合、ご利用料金は月額71,500円(税込)となる。
NVIDIA社の「NVIDIA Omniverse」や「NVIDIA CloudXR」に加えて、アスク取扱いの「配信」、「レンダリング」類のソフトウェアも利用可能となる予定。
アスクでは、同クラウドサービス利用者に対し、同クラウドサービスと同等のパフォーマンス・使い勝手を実現できるオンプレミス環境(ASK Cloud-in-a-Box)サービスの提供・構築もサポートしていくという。 将来的には、ユーザーの利用目的に応じて、最適なクラウド環境を提案していくことも検討するとしている。
今回、同クラウドサービスで利用するEGXサーバーの一部に、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ社製品ThinkSystem SR670 V2を採用。
今回の製品採用について、 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社代表取締役社長ジョン・ロボトム氏は次のようにコメントしている。
「ASK visualize cloud(アスク ビジュアライズクラウド)」の一番重要なコンポーネントとなるEGXサーバーで、弊社製品ThinkSystem SR670 V2が採用されたことを大変うれしく思います。多くのユーザーが本サービスを利用していただけるよう、アスク様と密接に連携させていただければと考えている。