THINGMEDIA株式会社は2022年2月22日、ゲーム特化の映像制作チーム「CONTINUE」を新たに発足した。
海外では「Game Caputure Artist」と呼ばれる職業が確立されており、実写と同じ意識でゲーム画面の撮影を行うスペシャリストがいるが、日本にはそのポジションが存在していない。
CONTINUEは「Game Visual Supervisor」という更に領域を拡げた新しいポジションを確立。Game Visual Supervisorは、ゲーム画面の撮影・編集に加え、プランニング・ディレクションまで行い、プロジェクト全体のクリエイティブを統括するという。
CONTINUEでは、独自の「CONTINUE CREATIVE」を元に、ゲームの魅力を最大限に引き出す映像制作を行うとしている。
「CONTINUE」誕生の背景
昨今のeスポーツの発展やゲーム配信者の増加、オンラインゲームの普及など市場が拡大する中で、ゲーム広告・映像制作の質が問われる時代になった。タイムラインには動画広告が溢れており、ゲームファンの心に響くには、コア要素を理解し、ゲーム性に沿った企画・構成・演出が重要になっている。
そのためには、ゲームを深く理解したスペシャリストの存在が求められるており、ゲーム特化の映像制作チーム「CONTINUE」が誕生した。
「CONTINUE」の強み
CONTINUEのゲーム広告・映像制作では、超高度なゲームスキルを持ったメンバーたちが、実際にゲームをプレイして世界観やコア要素を理解し、ゲーム開発者・担当者と相互理解を深め合い、多角的な検証を行った上で、制作に取り掛かるという。
ゲームの魅力を最大限に引き出す「CONTINUE CREATIVE」では、以下の3要素を強みとしている。
1.「ゲーム独自のシズル感を追求」
ゲーム独自の世界観があり、その中でファンを唸らせるクリティカルポイントが存在することを念頭に制作する。
2.「全てのシーンに魅力を持たせる」
単純に繋げるだけではなく、どこか新しく、且つ今までには見られないような組み合わせ方やオリジナリティーを加味した表現方法を模索する。
3.「カメラアングル・ワークをつける」
仮想世界にもカメラマンは必要であるという考えの下、ゲーム画面撮影に力を入れ、魅力的なシーンを切り取る。