ROE Visualは、AV Integrationのための新製品シリーズ「Opal LEDプラットフォーム」を今春発売と発表した。デザイナーやクライアントに屋内外の用途に対応する創造的で多用途なLEDプラットフォームを提供するとしている。
Opalシリーズのデザインは当初、ビルディングブロックと新しいディスプレイ構成の構築というコンセプトで始まったという。Opalのパネルサイズは300mm×300mmと300mm×600mm。様々なモジュールをベースに柔軟な設計が可能で、ほぼ全ての形状やサイズのディスプレイを構築できるため、カスタマイズのコストや時間を削減可能だという。
さらに、壁掛け用のOpalフレームや、吊り下げ、スタッキングのオプションを追加することで、あらゆる環境にオパールLEDモジュールを配置することが可能。自由度の高い設置方法により没入感のある作品を完成することができる。
Opalの設置方法は、ディスプレイ本体と同様に簡単に効率的にできるという。屋内外での使用に適した汎用性の高いOpalフレームは、様々なサイズで提供され、水平面や垂直面への設置に最適である。高精度のエンジニアリングとその作りにより、完成したキャンバスはに整列し、継ぎ目がなく、きめ細かく平らな仕様になっている。
Opalの高コントラスト比と広色域は高い色精度を実現し、共通陰極技術は25%のエネルギー削減と、安定した色の一貫したLED性能を保証している。EMC Class-Bの認証を取得したOpalは、厳しい環境下でも信頼性高く機能するとしている。
ファインピクセルピッチのLEDディスプレイは、デザイナーやユーザーにとって、様々な用途で最大限の柔軟性を持つ最適なLEDソリューションを提供する。
ROE Visualの副営業部長であるGlory Gao氏は以下のようにコメントしている。
Glory Gao氏:ROE Visualでは、お客様の高い期待に応えることが常に最重要であり、そのために新製品開発時には無限の可能性を検証しています。私たちのチームは、LEDソリューションを提供することに専念しています。Opalは、ユニバーサルモジュールとフレームをベースとした汎用性の高いLEDプラットフォームです。お客様により多くの柔軟性を提供する創造的なLEDディスプレイを提供します。優れた品質で、Opalが市場にすぐ受け入れられると確信しています。
Opalは、NAB2022で発表され、初公開される予定だ。