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株式会社リコーは、デジタルサービスの拡大に向けて、360°カメラ「RICOH THETA」と、ソフトウェア、クラウドサービスを組み合わせたビジネス市場向けの「RICOH360」プラットフォーム事業を強化する。

新たなエッジデバイスとして、はたらく現場を効率化する360°カメラ「RICOH THETA X」を日本国内市場向けに2022年5月中旬に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税込11万円前後。

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「RICOH360」プラットフォームでは、360°の画像・映像に関連するデバイスやソフトウェア、クラウドサービスを連携させることで、撮影からデータ活用まで、ワークフロー全体を効率化するソリューションを提供するという。また、時間や場所にとらわれない情報共有やデータ収集・活用が容易になることで、不動産、建設・建築をはじめとする、さまざまな業種でのはたらく現場のDXを加速し、業務効率化と生産性の向上を実現するとしている。

具体的な施策として、エッジデバイスとクラウドサービスの一括販売を開始し、さまざまな業種特有の業務を効率化するプラグイン提供を強化するほか、現場での使いやすさを重視した新規デバイスの開発にも取り組むという。また、これらを推し進めるため、マーケティング・開発体制を一元化し、外部パートナーとのアライアンスも強化するとしている。

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RICOH THETA Xは、2.25型の大型タッチパネルモニターを搭載し、現場で撮影した画像をすぐに確認できるほか、RICOH THETAシリーズで初となるバッテリー、メモリーカードの交換に対応したことで、ビジネスの現場においても効率よく、確実な撮影を可能にするという。また、RICOH THETA Xはアプリケーション(プラグイン)をインストールすることで、業務に関するさまざまな機能を拡張可能だ。

RICOH THETA Xの主な特長

  • 操作性を大幅に向上する、2.25型の大型タッチパネルモニターを搭載
  • 高精細な360°静止画・動画撮影
  • ビジネスシーンや外出先でも安心のバッテリー・メモリーカード交換対応
  • スマートフォンとの親和性向上
  • 使う場所を選ばない、本体単体での拡張性向上
  • ビジネスを効率化するクラウドサービスとの連携強化