ドイツ製の照明製造装置メーカーSUMOLIGHTは、新しい高出力のLEDライト「SUMOMAX」を発表した。
独特の六角形のデザインや高ルーメン出力、モジュラーフォームファクターを備えた700Wの灯体は、キーライト、ハードライト、パンチライト、スペースライト、ソフトライトとして機能するクリエイティブな照明として設計されている。
ライティングディレクター、照明技術者、撮影監督から「SUMOSPACE+」ラインの拡張の要求に応えて、同社のエンジニアリングチームは、1800〜15,000Kのフルスペクトル(RGBWW)SUMOMAXを実現。SUMOSPACE+と同様のフォームファクターを保持しており、六角形の形状は561mm✕500mm✕175mmを実現。フラットなシルエットにより、梱包と輸送がさらに便利になるとしている。
SUMOMAXのモジュラー設計は、ライトボックス、ライトウォール、またはその他のアレイの構築に関して多数の利点を提供するという。器具をハニカムスタイルに配置し、プロジェクトの内容に合わせて独自のパターンや形状を作成できる。照明の創造性を高めるために、構造内のセルをグループとして、または個別に制御可能としている。
独自の「SUMOSNAP」と呼ばれるワンクリッククイックリリース接続システムにより、複数の器具を安全かつ簡単に組み合わせて、無制限のサイズのアレイにできる。取り付けは16mmスピゴットを内蔵しており、簡単に可能。トラスシステム、標準のジュニアピン、その他のグリップハードウェアへの安全なネジなしのインターフェースを提供する。オプションのヨークが利用可能。
SUMOMAXは、出力に関しても汎用性を高めるために作られている。「swoptic」モジュール交換可能な光学系のおかげで、ビームは、クリップオン光学系を介して、20°のネイティブビーム角、30°、60°、90°、120°の交換可能な光学系を備えている。強度は100%からゼロまで完全に調光が可能。組み込みのエフェクトには、0〜30Hzのシャッター/ストロボと自動プログラムが含まれている。照明制御を追加するために、システムは、スペースライトからソフトライト、高輝度フィクスチャに変換する一連のライトシェーピングツールと連携する。
各器具には、内部電源、器具上のタッチディスプレイパネル、DMX/RDM、イーサネット、Wi-Fi制御機能が備わっている。サイレントパッシブ冷却の提供や条件に関係なくIP65規格に準拠しており、既存のSUMOLIGHTファミリとシームレスに統合するように設計および設計されているという。