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アップルは、iMovieの新バージョンを発表した。新しいストーリーボードとマジックムービー機能を含むiMovie 3.0は、App Storeを通じて無料アップデートとして提供される。iOS 15.2以降またはiPadOS 15.2以降を搭載したデバイスで利用できる。

ストーリーボードには、DIY、料理、製品レビュー、科学実験などソーシャルメディアで共有される人気のビデオタイプのテンプレートがあらかじめ用意されている。コンテンツクリエイターや映画制作者を目指す人たちが編集方法を学んだり、ビデオでストーリーを伝えるスキルを高めるのに役立つという。

ストーリーボードにはビデオの種類ごとにフレキシブルな撮影リストがあり、どのクリップを撮影すればよいかを手順を追って説明するガイドがついているので、簡単に始めることが可能だという。これまでになく素早くビデオを作りたい人向けには、マジックムービーがトランジション、エフェクト、音楽を自動的に追加して、ユーザーが選択したクリップや写真から洗練されたビデオを瞬時に作成する。

どちらの新機能にも幅広いスタイルが用意されており、すべてが調和するようにデザインされたタイトル、フィルタ、トランジション、色調、音楽など、ビデオの最終的な見た目や雰囲気をパーソナライズすることが可能だという。

アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントであるボブ・ボーチャーズ氏は以下のようにコメントしてる。

iMovieは、世界中の何百万人もの人々に、ビデオを通じてストーリーを作り、共有する力を与えてきました。ストーリーボードとマジックムービーを含む、このiMovieの最新バージョンでは、ビデオ作成がさらに簡単になりました。次世代のビデオクリエイターたちが飛び込んで始めるきっかけになると思います。

ストーリーボードを使ってビデオでストーリーを伝える方法を学び、スキルを磨く

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ストーリーボードを使うと、ビデオ作成プロセスを非常にスムーズに始めることができるという。初心者は編集方法を学んだり、ストーリーを伝えるスキルを磨いたりすることが可能。クリエイターは、料理、Q&A、製品レビュー、ニュースレポートなど、バラエティ豊かな人気のビデオタイプが揃う20のストーリーボードから選べる。

それぞれのストーリーボードには、特定の物語を伝えるためのクリップを並べた撮影リストがある。各プレースホルダーには例示となるサムネイルがあり、クリップをもっと面白くするための質問や撮影方法のヒントが含まれている。必要に応じてビデオを追加したり、並べ替えたり、ストーリーボードから削除することで、さらにカスタマイズできる。

クリエイターは、タイトルやトランジションを含む様々なビデオスタイルを適用し、試してみることが可能。タイトルのレイアウトやフォント、フィルタ、色調を選ぶこともできる。

音楽はプロジェクトの長さに合わせて調整され、ユーザーはトリミングや分割、クリップのスピード、クリップのボリュームなどの直感的な編集ツールを使ってそれぞれのクリップの完成度を高めることができるという。

完成したストーリーボードのビデオは、iMovieからメッセージやメール、あるいはソーシャルメディアプラットフォームで、簡単に共有できる。

マジックムービーで瞬時にビデオを作成

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マジックムービーでは、タイトル、トランジション、音楽を加えた美しいカスタムビデオを、ほんの数回のタップで作成できるという。ライブラリからアルバムまたは写真や画像のグループを選択するだけで、マジックムービーの作成が可能になっている。

マジックムービーがその映像の中から瞬く間にベストシーンを特定し、プロジェクトを作成する。シンプルなマジックムービーの撮影リストでクリップを並べ替えたり削除したり、プロジェクトをさらに編集したりして、簡単にマジックムービーに自分なりの工夫を加えることができるという。スタイルを追加して、ビデオ全体の見た目や雰囲気を変えることも可能。

マジックムービーもストーリーボードのビデオと同様に、iMovieからメッセージやメールを介して、またはソーシャルメディア上で共有することができる。