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株式会社アスクは、同社が日本正規代理店を務めるNewTek社の新製品「CaptureCast」を発表した。希望小売価格は税込1,452,000円。

このIPベースの講義収録および小規模な放送向けのシステムはNDIに対応し、キャンパスの教室にいる講師と世界各地の学生を繋ぐ。CaptureCastは簡単に設置可能で完全に自律動作するため、専用のオペレーターも必要ないという。NewTek社製品管理部門責任者、William Waters氏は次のようにコメントしている。

今やビデオは、社会のあらゆる領域に根付いています。誰もがカメラを通じて視聴者と繋がれます。遠隔地にいる学生向けの授業に対する需要は教育現場で拡大しており、小規模放送が「必須事項」になっています。かれらの学習効果を高めるためにフレックス/ハイブリッドな授業向けの教室の整備が必要です。

CaptureCastは、モバイルのカメラアプリ、ソフトウェアによる画面収録、PTZカメラをはじめとする無数のデバイスと互換性を持って接続できる、市場初のNDI対応ソリューションだ。NDIを介して、Microsoft TeamsやZoomといったビデオ通話アプリケーションにも直接接続可能。

教育機関は、高品質かつ印象的なビデオを提供して、リモート学習者の参加意欲を高めたいと考えている。また、クラス教材はアクセスが簡単で、欠席した授業を後で再生できるようにする必要もある。CaptureCastを使用すれば、リモート学習者はコンテンツへリアルタイムにアクセスしたり、オンデマンド再生で復習も行える。

CaptureCastに搭載された自動機能は、カメラ、マイク、タブレット、書画カメラなどのライブ機器や、HDビデオ出力を備えたほぼすべてのデジタル教育機器の出力を収録可能だ。リモート学習者はビデオコンテンツをより動的に利用できるという。

さらにライブ収録したコンテンツを教育プラットフォーム、配信プラットフォームへ即座に複製できる。リモート学習者は視点、カメラ、画面を自由に切り替えて、思いのままに学習体験のカスタマイズが可能だという。

CaptureCastは、すべてのセッションにメタデータの付与が可能。キーワードのタグ、スライドのデータ、講師の話したキーワードなどを利用して、学習者は簡単に目的のコンテンツを見つけ出し、すぐに内容を確認できる。

継続的に授業の収録とライブ配信を行ううちに、直面する課題を解決するため、CaptureCastは、収録-配信-知識の定着のプロセス全体を自動化。事前に決めておいたスケジュールや時間割に応じて、講師やITスタッフが都度操作をすることなく特定の授業用の設定に切り替え、収録したコンテンツを共通の学習システム、またはコンテンツ管理システムへ自動的に割り当てるという。設定は講義スタイルやスピーカーに合わせてカスタマイズ可能で、これまでにない独創的な学習体験の提供を実現するとしている。

NewTek社社長兼GM、Barbara Spicek氏は次のようにコメントしている。

教室/自宅かに関係なく、すべての学習者のニーズに教育機関が応えるには、高品質で使いやすいビデオツールが不可欠です。この市場に向けて当社のソリューションを開発でき大変嬉しく思います。また、ここ数年のNewTek社の成功と成長の証でもあります。当社が現在あるのは、強力なチャネルパートナープログラムのおかげです。CaptureCastの発売は、既存のパートナーに加え、教育エコシステム全体の新規パートナーの機会も拡張します。