ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve 18 ベータ5アップデート公開

ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolve 18 ベータ5を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。

今回のアップデートでは、同社の新製品「Pocket Cinema Camera 6K G2」で撮影したBlackmagic RAWショットのサポートを追加。

また、AIベースのアルゴリズムおよびカメラのジャイロスコープメタデータを使用してBlackmagic Pocket Cinema Cameraクリップをスタビライズできる機能も追加され、ハンドヘルド撮影したフッテージを微調整して気になる揺れを除去し、リアルなカメラの動きが得られるようになった。

さらに、カットページにおけるトリムエディターとツールの相互作用も向上。トリムエディターに切り替えた後も、ツールがビューアの下に表示されたままになるので、トリム中の調整が簡単になったという。SRTファイルを追加する際は、事前に字幕に設定したフォーマットおよびスタイルが新しいトラックにも使用される。

オーディオに関しては、クリップにエフェクトが適用されたネスト化タイムラインの再生が改善され、クリック音やポップ音のないクリーンな再生が可能となった。Fairlightページでは、あらゆるレベル調整が低遅延で実行され、オーディオのミキシングがさらに簡単・高速になったという。

FusionページでResolveFXサーフェストラッカーを使用する際の安定性も向上し、形状が変化する面にグラフィックをより簡単に適用可能となった。さらに、レンダージョブにプログレスバーが表示されるようになったため、YouTubeまたはDropBoxへのアップロード状態をより簡単に把握できるという。