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Blackmagic Designによると、Protist Lab Filmsが、地球上最小の生物のひとつである、単細胞原生生物を撮影するために、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kデジタルフィルムカメラを顕微鏡にマウントした6Kカメラのセットアップを構築したという。これらの映像はDaVinci Resolveを使用して編集およびグレーディングされている。

Protist Lab Filmsは、元々水質試験の技術者であり、サウンドエンジニアでもあったファビアン・ウェストン氏が運営している。同氏は、サウンドエンジニア/音楽プロデューサーとして、有名なAlbert Studiosでのインハウスの仕事など、オーストラリアのトップクラスのミュージシャンやエンジニア、プロデューサーたちと過去25年に渡って仕事をしてきたが、顕微鏡と顕微鏡が見せる魅力的な生物に対する情熱に立ち返ることを決めた。

ウェストン氏は数年前に、顕微鏡と携帯カメラだけを元手にProtist Lab Filmsを立ち上げた。音楽/エンターテインメント業界における長年の経験から、同氏はBlackmagic Designのことを知っていた。業界の友人から勧められたこともあり、ウェストン氏はBlackmagic Designの豊富なオプションのカタログを見始めたが、メルボルンに拠点を置く同社のハードウェアとソフトウェアが、顕微鏡での作業に役立つことをすぐに発見した。

Protist Lab Filmsの最終的な目標は、原生生物の世界に対する認識を高めることである。原生生物は、動物でも植物でも菌類でもバクテリアでもウィルスでもない、単細胞の真核生物である。多くの人は、藻類や原生動物として理解している。ウェストン氏は次のようにコメントしている。

ウェストン氏:数年前にシドニーのジャズクラブ、The Basementでライブ配信のオーディオミックスの仕事をしていたころから、Blackmagic Design製品を使用していました。ジャズクラブの一階上にあるプロダクションスタジオで、ショーをYouTubeに直接ライブ配信していたんです。会場に設置したカメラやスタジオのスイッチャーはすべてBlackmagic Design製品で、スタジオのライブオーディオミックスはMADI接続でした。

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2022年の初頭、ウェストン氏はこの小さな生物の驚異的な世界を撮影するためにBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kを使用し始めた。幅広い高品質の顕微鏡対物レンズに対応可能で、簡単に組み込めるカメラの性能を活かして、ウェストン氏は顕微鏡をBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kに直接接続する独自のカスタムセットアップを構築した。Blackmagic RAWで撮影した後、フッテージはDaVinci Resolveで編集およびカラーグレーディングされる。ウェストン氏は、ミュージシャン/音楽プロデューサーとしての自身の才能を活かして、仕上げに独自のサウンドトラックを映像に追加し、Protist Lab FilmsのYouTubeチャンネルで公開している。

ウェストン氏:切れ目のないエンド・トゥ・エンドの処理で、単一のソフトウェアで作業できることは素晴らしいですね。さらに、技術サポートも非常にスピーディです。Blackmagic Designのおかげで、ワークフローが極めて簡単でスムーズになりました。

ウェストン氏の映像はすでに注目を集めており、2021年の「ニコン・スモール・ワールド」コンテストにおいて、オーストラリアに生息する一般的なシロアリの体内にいる原生生物を記録したフィルムで1位の座に輝いた。

ウェストン氏:音楽をゼロから作り、それを微小生物の映像に乗せている人はほとんどいないので、私の試みはユニークで魅力的だと思います。私はBlackmagic Designのポリシーや業界へのフォーカスに惹かれています。今後、私のようなユーザーが、新しく素晴らしいプロジェクトに、Blackmagic製品を使用し続けていくと確信しています。

これらの映像は、Protist Lab FilmのYouTubeチャンネルで視聴可能。

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