VANLINKS株式会社は、NANLITE「PavoBulb 10C」と、Forzaシリーズ「Forza 150B」を2022年7月1日に発売する。PavoBulb 10Cは単品での販売のほかに4kitと12kitのセット販売がある。希望小売価格は以下の通り。
- PavoBulb 10C 1kit:税込9,900円
- PavoBulb 10C 4kit:税込67,100円
- PavoBulb 10C 12kit:税込187,000円
- Forza 150B:税込77,000円
電球型の撮影用ライト「PavoBulb 10C」
PavoBulb 10Cは電球型の撮影用ライト。本体重量は170gでありながらCCT:2700K-7500K、G/M±100の広範囲で調色可能なフルカラーを実現。最大36000色の表現が可能であり、さらに15種類のカスタマイズができる特殊効果を搭載している。
さまざまな電源オプションがあり、E27-AC入力による電球としての使用方法やType-CのDC入力、別売りアクセサリーのE27バッテリー変換ベースによりコードレス使用も可能だ。
PavoBulb 10Cは、ランプのビーズと表面のディフューザーに間隔があるため、柔らかい光を演出可能。また、1018lux/95fc(0.3M)の明るさを実現。
本体には3つのボタンが付属されており、明るさ・モード・CCT/HUEを操作できる。本体操作に加えて、NANLINKアプリ・DMX/RDMコントロール・ワイヤレスコントローラーによる操作が可能。
PavoBulb 10Cのスペック
- サイズ:φ73×121mm
- 本体重量:0.17kg
- 出力:10W
- 入力電圧/電流:DC5V/2.4A、AC100-240V
- CRI(演色性):95
- TLCI(演色性):97
- CCT(色温度):2700K-7500K
- 制御方式:本体操作、NANLINKアプリ、DMX、有線コントローラー
- エフェクト:15種類
コンパクトなバイカラースタジオライト「Forza 150B」
Forza 150Bは、今まで以上にコンパクトかつ高出力のバイカラーLEDスタジオライト。さらにファンの静音性が改善され、100%の出力時も静かな環境のまま撮影可能となった。
本体重量1.56kg、本体サイズ555mm×445mm×535mmとコンパクトでありながら、1Mで23,130lux(リフレクター付き:5600K)の高輝度を実現。さらに、CCT:2700K-6500Kの範囲で色温度の調節が可能。CRI:平均96、TLCI:平均98の限りなく自然光に近い質の光を演出できるという。
Forza 150シリーズ専用のVマウントバッテリーホルダー(別売アクセサリー)を使用することで手持ち撮影が可能。ロケ撮影や近くに電源のない現場でもForza 150Bを使用したライティングが可能になる。
Forza 150BはFMマウントになっているため、Forza 60シリーズに対応したアクセサリーを使⽤できる。さらに、ボーエンズマウントアダプターが付属しているため、NANLITE製アクセサリーのほとんどを使用できるという。ソフトボックスを使用して柔らかい光を表現することも、プロジェクションアタッチメントを使用して光の形を作ることも可能だとしている。
Forza 150Bのスペック
- サイズ:555×445×535mm
- 体重量:1.56kg
- 出力:170W
- 入力電圧/電流:DC 24V/7.5A、AC100-240V
- CRI(演色性):96
- TLCI(演色性):98
- CCT(色温度):2700K-6500K
- 光量(リフレクター使用時):
2700K:17500 lux/1626 fc(1M)
5600K:23130lux/2149 fc(1M) - 制御方式:本体操作、NANLINKアプリ、DMX
- エフェクト:12種類