DZOFILM、フルフレームシネレンズ「Vespid 21mm」、「Vespid 40mm」を発売。Vespidファミリーが完成

DZOFILMは、Vespid Primeフルフレームシネレンズの新製品として「Vespid 21mm」と「Vespid 40mm」を発売した。21mmと40mmの2本の広角レンズは、Vespidレンズファミリーを完成させるために設計された。同社はすべてにおいて完璧を目指すという。

Vespid 21mm、Vespid 40mmともに単体の価格は1,399ドル。10レンズセットのVespidキットは13,199ドルで、11,999ドルの割引価格もある。2022年7月末までに出荷開始予定とのこと。

Vespid 21mmは、ユーザーに心地よいワイドシーンを提供する。広すぎて歪むこともない。すべてのプロポーションが一定の範囲に収まるため、被写体を思い通りに撮影できる。自然美やヒューマニスティック・ランドスケープのワイド撮影など、ユーザーの創造力を解放するとしている。

DZOFILM、フルフレームシネレンズ「Vespid 21mm」、「Vespid 40mm」を発売。Vespidファミリーが完成
Vespid 21mmはほとんど歪曲しない

Vespid 21mmは、人物の動きや感情を誇張して撮影できる。その焦点距離により、映像のリズムが強調され、ストーリーの中で視覚的なインパクトが増し、観客はあたかもその場にいるかのような感覚を味わえるとしている。

DZOFILM、フルフレームシネレンズ「Vespid 21mm」、「Vespid 40mm」を発売。Vespidファミリーが完成

同社は35mmと50mmの間のいいところをついている。40mm単焦点は、標準的な焦点距離の用途だけではなく、一般的な撮影場面でも優れた性能を発揮する。軽量かつ高画質で、あらゆるショットに生命感と真実味があり、Vespid 40mmは理想的な撮影パートナーであることは間違いない。

DZOFILM、フルフレームシネレンズ「Vespid 21mm」、「Vespid 40mm」を発売。Vespidファミリーが完成

21mm用は絞り羽根13枚、40mm用は絞り羽根10枚で、美しいボケ味とT2.1~T22のスムーズな調整を実現する。それぞれ950g以下の軽量設計となっている。

DZOFILM、フルフレームシネレンズ「Vespid 21mm」、「Vespid 40mm」を発売。Vespidファミリーが完成
DZOFILM、フルフレームシネレンズ「Vespid 21mm」、「Vespid 40mm」を発売。Vespidファミリーが完成

特徴

  • 安定したDZOFILM Vespidのシネマティックイメージ
  • 軽量・コンパクト設計
  • DZOFILMクープフィルターに対応
  • 丸くきれいなボケと滑らかなトランジション
  • 正確なフォーカスコントロール、フォーカスリングの270°フォーカススロー
DZOFILM、フルフレームシネレンズ「Vespid 21mm」、「Vespid 40mm」を発売。Vespidファミリーが完成