220728_tamron_top

株式会社タムロンは、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニーEマウント用超望遠ズームレンズ「50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD(Model A067)」(以下:Model A067)の開発を発表した。2022年秋発売予定で、希望小売価格は未定。

Model A067は、タムロンが新たに提案する「広角端50mm始まりのズーム比8倍、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応ソニーEマウント用超望遠ズームレンズ」だ。標準域50mmから超望遠域400mmをカバーしながら、長さ183.4mm、重さ1,155gと100-400mmクラス同等の小型・軽量サイズを実現。特殊硝材を効果的に配置することで、50-400mm全域で高画質を達成したという。

静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)や、同社独自開発の手ブレ補正機構VC(Vibration Compensation)搭載により、あらゆる撮影シーンに対応するとしている。また、広角端の最短撮影距離0.25m、最大撮影倍率1:2の高い近接撮影能力でハーフマクロの世界を楽しめるとしている。

フィルター径は同社ミラーレス用レンズシリーズの多くと共通のφ67mmとし、複数のレンズを併用する際の利便性を高めている。質感・耐擦傷性、操作性を向上させた新レンズデザインを採用。同機種から「フォーカスリミッター機能」を新たに追加した独自開発の専用ソフトウェア「TAMRON Lens UtilityTM」用コネクターポートを搭載している。ズームリングの回転角度75°、簡易防滴構造、防汚コート、ズームロックスイッチなど、快適な撮影をサポートする機能も充実している。

さらに、別売アクセサリーの三脚座を使用することで、三脚を必要とするシチュエーションまで幅広く撮影可能。標準域から超望遠域までシャッターチャンスを逃さず、機動力に長けているという。