株式会社フォトロンは、パブリックインターネットだけで高品質・低遅延で映像伝送/共有するクラウドゲートウェイサービス「Photron Live Cloud Service(LCS)」に、複数のターゲットへの映像共有を可能にする分岐数増加や、管理者モニタリングなどの機能拡張をおこなったエンタープライズプランを発売した。
Photron Live Cloud Serviceは、パブリックインターネットを利用して誰もが簡単に映像伝送/共有をおこなえるクラウドサービス(2022年1月サービス提供開始)。提供サービスは「IP映像伝送(SRTアクセスポイント/ルーティング)」「リモートモニタリング(WebRTCによる低遅延映像プレビュー)」の2種類があり、最短1週間から必要な期間、ボリューム(チャンネル/ストリーム数)でサービスを提供し、ライブプロダクションをサポートする。
エンタープライズプラン拡張機能
Photron Live Cloud Serviceで契約可能な IP映像伝送(SRTアクセスポイント/ルーティング)におけるデスティネーション同時設定数を最大「5」まで増やすことが可能になった。また、リモートモニタリング(WebRTCによる低遅延映像プレビュー)における同時接続受信者数も「10」クライアント/デバイスまでの追加が可能。
IP映像伝送(SRTアクセスポイント/ルーティング)サービスを契約した管理者権限を持つユーザーに対して、伝送中の映像をブラウザ上でプレビューできる管理者モニタリング機能を追加した。正しく映像伝送がおこなわれているかをモニター上で確認できる。
※H.264ビデオコーデックの映像伝送にのみ利用可能
管理者モニタリングでは、映像をプレビューするだけでなく、サービス上でその映像を収録、伝送終了後にダウンロードし、ファイルデータとして二次利用することが可能。
※同機能は、プログレッシブ映像の伝送をおこなっている場合、またはH.264ビデオコーデックによりインターレース映像の伝送をおこなっている場合に利用可能。HEVC/インターレース映像を利用の場合、使用する機器、収録ファイルを利用する再生ソフトでの事前検証をおこなったうえでの利用を推奨
価格/機能比較
IP映像伝送(SRTアクセスポイント/ルーティング)
リモートモニタリング(WebRTCによる低遅延映像プレビュー)