株式会社シグマは、映像制作用交換レンズ「SIGMA CINE LENS」のFF High Speed Prime Lineに「65mm T1.5 FF」の開発を発表した。2023年発売予定。希望小売価格は未定。
65mm T1.5 FFは、ラージフォーマットデジタルシネマカメラに対応するFF High Speed Prime Lineのひとつとして、8Kクラスの高解像撮影に最適な最高レベルの光学性能や既存のラインアップとのユーザビリティの統一を実現しながら、ネマレンズ専用設計の光学系を採用したプライムレンズ。大型のイメージセンサーを持つ最新のデジタルシネマカメラにも対応する数少ない選択肢として、デジタル時代の映像制作の可能性をさらに広げるとしている。
対応マウントはPL(/i Technology対応)、キヤノン EF、ソニー E65mm。T1.5 FFの追加により、SIGMAは35mmフルフレーム対応のプライムレンズを14mmから135mmまで、合計11本ラインアップになる。
製品仕様
- 焦点距離:65mm
- T値:T1.5-16
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離:0.65m/2’2"(センサー面からの距離)
- 最大撮影倍率:1:7.9
- イメージサークル:FF φ43.3mm
- レンズ前枠径:φ95mm/3.7"
- フィルターサイズ:M86×1.0mm
- 長さ(レンズ前面からマウント面までの距離):
PL マウント(/i Technology対応) 120.6 mm/4.8"
キヤノン EF マウント 128.6mm/5.1"
ソニー E マウント 154.6mm/6.1" - 質量(レンズサポートを除いた重さ):各マウント未定
- 画角:FF 4 31°、S35 21.4°、APS-C 20.7°
- レンズサポートフット:LENS SUPPORT FOOT SF-31