Accsoonは、ワイヤレスビデオトランスミッターCineViewおよびCineEyeシリーズ用アクセサリーを発表した。ジンバルマウントアダプター「Accsoon ACC02」(以下:ACC02)とモニターマウントアダプター「Accsoon ACC03」(以下:ACC03)を使用すると、受信機(RX)または送信機(TX)ユニットを様々な方法でマウントすることが可能となる。
モニターマウントアダプターACC03
ACC03は、CineViewまたはCineEye RX(以下:RX)またはTXユニットを、様々なモニター、ケージ、カメラに様々な方法で取り付けできるように設計されている。特に、モニターとRXユニットの両方を別のバッテリーから給電するディレクターズモニターのセットアップを構築する場合に適している。
また、デュアルNPバッテリースロットを備えた一般的なモニターで、2番目のバッテリーをモニターへの電力供給に使用する場合にも最適だという。どちらの場合も、RXへの電源供給はDCバレルコネクター経由で外部バッテリーから行う。
このアダプターは、NPタイプマウントを備えた2枚の金属プレートで構成されており、組み合わせることにより、RXまたはTXを他のNPマウント機器に直接取り付けが可能。正確な向きと位置は、調整可能なスロットシステムにより簡単に設定できる。つまり、モニター上のバッテリースロットが垂直であろうと水平であろうと、RXまたはTXを常に直立位置にできることを意味する。
また、単一のプレートを単独で使用して、NPバッテリースロットを1/4インチ20ホールの追加セット、または1/4インチ20ホールにマウントするプレートに変えられる。
ユーザーはカメラやモニターのケージに、RXやTXを1/4インチ 20スクリューホールに背中合わせに取り付け、バッテリーリリースボタンでワイヤレスユニットを簡単にオン/オフすることが可能だ。
またモニターやカメラ、RXやTXのNPバッテリースロットにある未使用のバッテリースロットを、他のアクセサリーの取り付けに便利な1/4インチ20および3/8インチホールに変更するオプションも準備されている。
ACC03は純粋に機械的なアダプターであり、電源パススルー機能はないことに注意が必要。ACC03を使用する場合、ユーザーはCineViewまたはCineEyeユニットにDCバレル接続で電力を供給する必要がある。
ジンバルマウントアダプターACC02
ACC02は、CineViewまたはCineEye2/2Sワイヤレス送信機をDJI Ronin-SおよびRonin-SCシリーズのハンドヘルドジンバルの上にマウントすることができるアダプター。同社の送信機の底面にあるスクリューマウントに取り付け、クイックリリースシステムを使ってジンバルのカメラプラットフォームの下に差し込むだけだ。これにより、ジンバル使用時に、CineViewおよびCineEye2/2Sの広い撮影範囲と安定性を活用できる。
なぜワイヤレスビデオにCineViewなのか?
最新のCineViewモデルは、同社独自のデュアルバンドワイヤレス技術を採用し、遠距離でも強く安定した映像を実現する。例えば、最新のCineView SEの場合、約366mという驚異的な範囲を実現するという。
同社の技術は、2.4GHzと5Ghzの両方の周波数で同時に同じ画像を送信可能。受信機は、必要に応じて2つの信号を完全に1つのストリームに結合する際に、干渉をインテリジェントに識別する。これは、単に周波数間をホップする低性能なワイヤレスシステムよりも本質的に安定している。その結果、サッカー場ほどの長さのHDビデオとオーディオを、ドロップアウトやブラックスクリーンに悩まされることなく、堅牢でほぼリアルタイムの伝送を可能にする。画面遅延は、クラス最高のレイテンシー(CineView SEモデルで50ms以下)により、ほとんど感じられない。
モニターマウントアダプターACC03とジンバルマウントアダプターACC02は同社の正規販売代理店より近日中に発売される予定。