株式会社アスクは、同社が取り扱うLeica Geosystems社製のプロフェッショナル向けイメージングレーザースキャナー「Leica BLK360 G2」を2022年10月に発売する。希望小売価格は未定。
Leica BLK360 G2は、Leica BLKシリーズの特徴的な機能を継承し、写真のようにリアルで正確なスキャンデータをわずか20秒で取得できるという。
前モデルであるLeica BLK360 G1と同様に、ボタン1つで操作できるシンプルさと軽量設計で、測量の専門家だけでなく、初めてのユーザーでも簡単に使用可能だ。Leica BLK360 G2の特徴である短いスキャン時間、携帯性、使いやすさにより、ユーザーは新しい産業や市場でリアリティキャプチャを活用できるようになるという。
製品特徴
(以下、プレスリリースより引用)
- 範囲45m、680,000点/秒の点群データをキャプチャ
- 4カメラ、5ブラケット、13メガピクセル5ブラケットHDRによる豊かなハイダイナミックレンジ(HDR)画像
- BLK360 G1より20%小型化した本体サイズ155×80mm、バッテリー装着時の重さ約850gと小型・軽量
- 20秒でフルスキャンと球面画像化
- Visual Inertial System(VIS)テクノロジーにより、現場でのスキャンを自動で事前合成
- USB Type-CおよびWi-Fiを介した高速データ転送
製品仕様
レーザークラス | クラス1(IEC 60825-1:2014準拠) |
レーザー波長 | 830nm |
スキャン範囲 | 水平360°、鉛直270° |
測定範囲 | 0.5~45m |
スキャンスピード | 最大680,000点/秒 |
測定モード | 6/12/25/50mm@10m(選択可能な4つのスキャン密度設定) |
3D点精 | 4mm@10m |
カメラシステム | 1,300万画素、4カメラシステムで10,400万画素の生データを取得、360°×270°の球面画像を生成 |
撮影時間 | 8秒未満(完全な球面LDR画像) 20秒未満(5分割のHDR画像) |
画像処理モード | 自動露出LDR 5ブラケットHDR オフ(スキャンのみ) |
データ転送 | 無線LAN(802.11b/g/n)、USB 3.0 |
内蔵メモリ | 最大1,500セットアップを保存 |
バッテリータイプ | 充電式内蔵リチウムイオンバッテリー(Leica GEB825) 最大70セットアップのスキャンが可能(1バッテリー辺り) |
動作温度 | 0~40℃ |
防塵防水対応 | IP54(IEC 60529) |
ハウジング | アルマイト加工処理アルミニウム |
本体寸法 | 高さ155mm、直径80mm |
重量 | 約0.75kg(バッテリー含め約0.85kg) |
保証期間 | 1年 |