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さくら映機株式会社は、2022年11月16日~18日に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2022」に出展する(ホール7/No.7309)。"つながる"をテーマに新製品のコンセプトと、その中核技術であるIPリモートテクノロジーについての展示を行う。

新製品「ALBA e tramonto」のコンセプト展示

新製品「ALBA e tramonto」を情報解禁し、コンセプト展示を行う。ALBA e tramontoはバックエンドサーバと、クライアントデバイスから構成される、新しい概念の映像制作プラットフォームだ(国際特許出願中/2023年製品化予定)。「IPリモートテクノロジー」「高負荷作業の分散処理など、バックエンドサーバの有効利用」「新編集ソフトウェア」などの技術的特徴がある。

ALBAが目指す"コネクテッドエディティング"の世界とは、「個人やチームにおいて、場所や時間を問わない柔軟な働き方」を前提に、ノンリニア編集機の制限を取り払った処理性能やAI技術の活用などにより、映像制作全体の業務効率化を強力に推進、ユーザーの負担軽減やコスト削減に貢献するものだとしている。

221027_sakuraeiki_01 クライアント(操作)-サーバ(演算部)で処理を分担

デモンストレーション「ALBA IPリモートテクノロジー」

インターネット回線(VPN)を利用して、東京都港区虎ノ門のさくら映機本社と幕張メッセ・さくら映機ブース間を結び、実機にて「ALBA e tramonto」のテクノロジーを紹介する。

実機展示1:ユーザーファーストのリモート編集

良質なコンテンツ制作を支えるために、ユーザーにストレスを与えない性能を目指し、「ALBA e tramonto」は設計されたという。従来のリモートでは成し得なかった編集レスポンスや、高品質な映像プレビューを体感できる。

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実機展示2:範囲指定可能で、安全な共同編集

プロジェクト管理者が、シーケンスやトラックなどの編集範囲を指定・限定した上で、チームのユーザーを招待する安心で安全な共同編集を提案する。

実機展示3:複数デバイスのリアルタイム同時試写

主催者がアプリを使用して、チームメンバーに編集中のタイムラインや完成ファイルをリアルタイムに送出・試写できる。主催者は送出アプリと編集ソフトの同時利用により、「試写中の指摘事項を、(試写を止めることなく) 即座にタイムラインで修正」といった運用が可能になるという。