サイトロンジャパン、「LAOWA 12-24mm F5.6 ZOOM」発売。室内からフ ィールド撮影まで対応する超広角ズームレンズ

株式会社サイトロンジャパンは、同社が取り扱うAnhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)社のレンズブランド「LAOWA」の新機種「LAOWA 12-24mm F5.6 ZOOM」を2022年11月4日に発売する。価格はオープン、市場想定価格は以下の通り。

「LAOWA 12-24mm F5.6 ZOOM」

  • Sony FE、Nikon Z、Canon RFマウント:税込130,000円前後
  • Leica Mマウント:税込140,000円前後

本製品は、84°-121°という非常に広い画角を備えた超広角ズームレンズだ。ズームリングはなめらかに動き、スムーズな画角の調整が可能。室内の撮影から広大なフィールドの撮影までさまざまなシーンで活用できる。12-24mmというズームレンジは、風景写真や旅行写真撮影の際に最適なスペックだという。

またディストーションを最小限に抑制する優れた性能は、建築物やインテリア写真を撮影する際にも役立つとしている。

焦点距離に応じて絞り値が変化することなく、一定の絞り値を保つ性能により、焦点距離を変更するときは、被写界深度をより適切に調整することができる。センサーからわずか15cmほどの最短撮影距離と組み合わせることで、浅い被写界深度により被写体を強調させたショットが撮影可能。

絞り羽根は5枚構成を採用し、美しく魅力的な10点の光条が生成される。レンズ面は、撥水と防塵がかなう「フロッグアイ」(FEC)でコーティング。レンズフードには、77mmフィルター用のフィルタースレッドが施されているため、フィルターホルダーが不要で、旅行時に持ち運ぶレンズとしても最適だ。

■製品仕様

  • 焦点距離:12-24mm
  • 絞り範囲:F5.6-22
  • 画角:84°-121.9°
  • フォーマット:フルフレーム
  • レンズ構成:11群15枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚を含む)
  • 絞り羽根枚数:5枚
  • 最短撮影距離:15cm
  • 最大撮影倍率:0.4倍
  • フォーカシング:マニュアルフォーカス
  • フィルタースレッド:φ77mm
  • サイズ:約φ69.4mm×84mm
  • 質量:約497g
  • マウント:Canon RF,Nikon Z, Sony FE,Leica M

※Leica Mマウントの数値。マウントにより異なる