ジャパンマテリアル株式会社は、2022年11月16日(水)~18日(金)の3日間、幕張メッセで開催される映像と通信のプロフェッショナル向け国際専門展示会「Inter BEE 2022」に出展する(ホール5/No.5401)。

今回は、次世代伝送規格に対応する最新の映像伝送ソリューションを中心に、Matrox社のエンコーダー・デコーダーをはじめ、放送用リアルタイム3Dキャラクタージェネレーターやサイネージプレーヤーなどを展示する。

主な出展製品

Matrox社製品(ストリーミング・放送・KVMソリューション)

  • Convet IP/ConductIP
  • HDMI・SDIまたはHDBaseTの信号をSMPTE ST 2110・JPEG-XS・IPMX・Colibriに変換し、IPネットワーク経由で送受信可能なビデオコンバーター。標準的な1GbEネットワーク上で4K映像をサポート。既存のネットワークやハードウェアを利用してIPベースの映像伝送を実現するという。本展示会が国内初出展。

  • Matrox Monarchシリーズ
  • Monarch EDGEは最大3840×2160(4:2:2@10ビット)1系統3G SDI 4系統同時エンコード可能なエンコーダー/デコーダー。最小限の撮影機材でライブ中継に対応し、スタッフのリソースをスタジオ側に集中させることが可能。ネットワーク経由でタリーおよびトークバックに対応する。

  • Maevex6100シリーズ
  • Maevex 6100シリーズは、標準の1Gbpsイーサネット環境で最大4つの4K映像を同時にエンコードし、それぞれを異なるストリーミングプロトコルで配信できる柔軟性の高いエンコーダー・デコーダーシリーズ。本展示会では、Maevex 6152エンコーダーから配信したライブストリーミング映像を、専用の6152デコーダーとサイネージプレーヤーBrightSignの4Kモデルの2台にて受信する。

  • Extio3
  • 4K高画質・超低ビットレートで複数のPCを快適に操作できるIP KVMエクステンダー。標準の1Gbpsイーサネット環境でサーバールームなどに設置した複数のPCを遠隔地から低遅延ストレスフリーで制御できる。

放送用リアルタイム3Dキャラクタージェネレーター

  • VRi社製KarismaCG3/Karisma Studio
  • KarismaCG3/Karisma Studioは放送用リアルタイム3Dキャラクタージェネレーターで、KarismaCG3はレンダリングを必要としない最高のグラフィックシステムを採用。Karisma Studioは、ハイクオリティのビデオウォールスタジオを実現できるという。

サイネージプレーヤー

  • XC5シリーズ
  • BrightSign社製XC5シリーズは、8K出力や4画面または2画面の4Kのマルチディスプレイに対応。強力なコンテンツエンジンを活用し、HTMLやJavaScript、ビデオコンテンツなども8K解像度のグラフィックスで再生・配信が可能。

  • インタラクティブサイネージ
  • 非接触で手指の3次元情報を出力するUltraleap社製3DiステレオハンドトラッキングカメラやBluefin社製LED内蔵10.1インチタッチディスプレイ、Nexmosphere社製のBrightSignプレーヤーにユニークなインタラクティブ機能を追加できるオプションモジュールなど、様々なインタラクティブサイネージを展示する。

VNS/MuxLab社製4Kマルチプロジェクション・ビデオウォールソリューション

  • マルチプロジェクション画面合成システム
  • 単画面や画面構成された映像をGeoBoxでエッジブレンディングした複数台のプロジェクターに投写し、シームレスに切り替えが可能。オフィスや大学などのエントランスや会議室、公共施設、商業施設などのあらゆる場所で使用できる。

  • MuxMeet
  • ディスプレイと複数のPC間の接続を無線化し、複数のPC画面を共有することが可能なワイヤレスビデオ会議システム。WindowsPCに限らず、MacやiOS・AndroidOS搭載タブレットやスマートフォンのマルチデバイスを接続できる。

そのほか、APANTAC社製プロフェッショナルHDMIボックスやContourDesign社製エルゴノミクスインプットデバイス、プロ御用達の多彩なケーブルソリューションを展示する。