株式会社システムファイブは、同社が国内総代理店業務を務める中国YoloLiv社の縦型ライブストリーミングエンコーダー「Instream」の国内出荷を2022年11月11日に開始する。希望小売価格はオープン、同社オンラインショップでの販売価格は税込165,000円。
Instreamはビデオエンコーダー、モニター、レコーダー、スイッチャーの機能を1台に集約した、業界初の縦型配信向けのライブストリーミングデバイス。InstagramやTikTokなどの主要な縦型動画ストリーミングプラットフォームと直接連携しており、ソーシャルアカウントにログインするだけでストリーミング配信が行える。さらに先日配信されたv1.1.0のアップデートによりZOOMも対応した。将来のアップデートでは、Facebookにも対応予定としている。なおYouTube Liveへの対応は未定。
Instreamは、コンパクトな600gの筐体にエンコーダー、スイッチャー、モニター、レコーダー機能を搭載し、パソコンやモニターなど外部機器を介さずに最大1080p60のライブ配信に対応。10,000mAhのリポバッテリーを内蔵しており、電源供給が行えない屋外でも単独で約2時間の連続駆動配信が可能だ。
入出力インターフェイスには、HDMI入力×2、HDMI出力×1、USB Type-A USB3.0ビデオ入力 ×1(動画のみ 音声入力は非対応)、USB Type-C(充電専用)×1、Ethernet ×1、ステレオライン入力(3.5mm) ×1、モノラルマイク入力(3.5mm) ×1、オーディオ出力(3.5mm) ×1、nanoSIMカードスロット×1、SDカードスロット×1を装備。
CPUにはQualComm社製SnapDragon CPU、8コアプロセッサーを搭載。モニターは高輝度600nitsの7インチタッチスクリーン液晶ディスプレイを搭載。入力は2系統のHDMI入力と1系統のUSB Type A入力を1つ備えている。
H.264コーデックで480p/720p/1080p(最大60fps)の入力解像度をサポートし、HDMI出力を利用してHDMI入力搭載機器にストリームを表示可能。マイクレベル、ラインレベルのオーディオ入力と、モニター用に独立したヘッドフォン・オーディオ出力を搭載。内蔵のSDカードスロットを使って、最大1TBまでのSDカードにストリームをH.264で直接録画することができる。USBメモリーなどにも対応する。
内蔵のレイヤー機能では、ロゴ/ウォーターマーク/ロールキャプションの追加が可能。コメントオーバーレイ機能で視聴者とのリアルタイムコミュニケーションが可能で、内蔵のテロップやローワーサーズとアニメーションカウントダウンテンプレートは編集・追加が可能だ。