221202_LiveShellW_top

株式会社Cerevoは、ライブ配信機器「LiveShell W」の新ファームウェアv1.3.0をリリースした。

今回のアップデートにより、映像合成機能のPicture in Picture(PinP)で、サブ映像のサイズおよび配置箇所を任意に調整できるようにした。左右分割(Split)では、分割方法として、従来の中央分割モードに加え、セミナーモード(4:3または16:9のスライドと演者を左右に並べる構成)を追加した。中央分割モードでは、クロップ位置を左右または中央のいずれかから選択できるようになった。

Audio Follow Video(AFV)機能で、オーディオのクロスフェードがより自然となるよう聴感が調整された。USBオーディオ入力は、v1.2.xではインタフェースデバイスのハードウェアミキサを制御することで音量調整およびミュートを行っていたが、v1.3.0からLiveShell Wのオーディオミキサで制御するよう仕様を変更。これに伴い、フェーダーの単位も%からdBに変更した。従来の仕様では、ハードウェアミキサを有しないデバイスの音量調整ができなかった。なお、USBオーディオ出力は、従来どおりインタフェースデバイスのハードウェアミキサを制御する。

また、RTMP/RTMPS配信の接続が一度切れて自動的に再接続した際に、配信ステータスが更新されなくなる不具合を修正した。