Tiffen、デイライトバランスパネル投光器「Lowel Tota LED XL」発表

Tiffenは、折りたたみ式デザインを採用し、従来モデルの3倍の明るさを実現したデイライトバランスパネル投光器「Lowel Tota LED XL」を発表した。

Lowel Tota LED XLは、映像・写真制作における被写体照明やセット照明の昇降に適した11200ルクスのフリッカーフリー連続光を実現。216個のLEDを使用し、8インチ×8インチのパネルは5600°K±200°Kで明るい60°のビームを生成する。TLCI値98、CRI値96と、正確な色再現のために設計されたLowel Tota LED XLは、鮮やかな色だけでなく、温かみのあるニュアンスの肌色を表現することが可能だという。硬質な光源が必要な場合は、付属の硬質ディフューザーを素早く取り外すことが可能。

Lowel Tota LED XLは、ロケや現場での使用に対応する。3段のヒンジでコンパクトに折りたたむことができるため、持ち運び時には堅牢なメタルボディがLEDパネルを保護する。3枚のパネルで構成されるデザインは、外側の2つのウィング部分を平らに広げたり、内側に折りたたんだりして、発光の形状をカスタマイズすることができ、照明のコントロール性が高まる。さらに、取り外し可能なバーンドアを装備し、より高い指向性を実現する。

電源はAC電源またはバッテリー（別売）を使用。電源、コントローラー、Vロックバッテリー、ACアダプターを一体化した、スタンドマウント可能なコントロールボックスは、かさばることなく、煩雑なケーブル配線を最小限に抑える。LCDウィンドウに出力が表示され、ローレットノブで調光範囲と調光の微調整（100％から0％まで1％刻み）が可能。さらに、5/8インチの2ウェイレシーバーが付属しており、縦にも横にも取り付けができる。

コンポーネントの完全な配列用のカットアウトを備えたカスタムフォームインサートを完備し、すぐに実行できるハンドル付きケースに入っている。