Blackmagic Designによると、クリエイティブメディア会社のRoux Mediaが、Playground LAの新しい人気オンライン・ダンスコース「Inside the Class」の撮影に2台のBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proデジタルフィルムカメラを使用しているという。Playground LAは、短期間でロサンゼルスで指折りのダンススタジオとなり、ドリュー・バリモア、ジャスティン・ビーバー、ニコール・シャージンガー、マディー・ジーグラーなどのセレブが通っていることで知られる。
Playground LAは2017年に設立され、ダンスとフィットネスのクラスを提供しており、サマンサ・コードル)、シスコ、ラークなどの業界屈指の講師や振付師がクラスを教えている。先日、同スタジオはオンラインプラットフォームのPGTVを立ち上げ、ここで「Inside the Class」が封切られた。このダンスコースでは、Playground LAの最も人気のあるスタジオクラスの様子を見ることができ、ダンスを学ぶ楽しさと喜びを紹介している。また、各エピソードの一部を紹介するビデオは、非常に高い人気を誇るPlayground LAのInstagramに投稿されている。
Roux Mediaのコンテンツディレクターであるロバート・フィッシャー氏は次のようにコメントしている。
フィッシャー氏:SNSは当スタジオにとって常に極めて重要なツールです。また、視聴者にとって、完成した振り付けが有名な「PLAY」のセットの前で披露されるビデオは定番となっています。
SNSは素晴らしいですが、PGTV専用のスペースを作って、ファンの方々がより多くのコンテンツにアクセスでき、またシネマライクなプロのルックのコンテンツを制作したいと考えていました。「Inside the Class」では、クラスによりカジュアルな雰囲気を加え、ダンスファンの間での友情を伝えることを目的としています。
フィッシャー氏率いるスタッフは、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proのハイダイナミックレンジと汎用性の高さを活用して、10~15分のドキュメンタリー形式のエピソードを撮影している。各インストラクターとクラスに異なるルックを割り当て、同氏はカメラのカスタム3D LUTを用いて、視覚的に他とは異なるコンテンツを制作している。
フィッシャー氏:時には、2クラスを立て続けに撮影する必要がある場合があります」と同氏は説明する。「カメラでカスタマイズしたLUTを使用することで、指先で簡単に全く異なるカラープロファイルに変えられます。これにより、各クラスが異なる個性を持つことになり、コンテンツのルックに多様性を持たせるのに役立っています。
低照明条件におけるBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proの性能とダイナミックレンジのおかげで、暗い環境でクラスを簡単に撮影できていると同氏は語る。
フィッシャー氏:振付師の多くがクラスの最中に照明を消したり、夜間にクラスを行うことを好みます。6KのBlackmagic RAWで撮影することで、画質を損なうことなく美しいカラープロファイルを得ることができます。
その後、ポストプロダクションでグレインが生じることなく、ビデオの明るさを微調整できます。全体として、Blackmagic RAWのおかげで当スタジオのコンテンツが思い通りに仕上がっています。
コースのビデオは、振付師がスタジオに入る瞬間から、最後のダンサーがスタジオを出る瞬間までを収録しており、コンパクトで重量の軽いBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proのおかげで、最大40名に及ぶダンサーが踊るクラス内でも邪魔にならず機敏に動き回って撮影できると同氏は語る。
フィッシャー氏:Blackmagic Pocket Cinema Cameraはとても軽量なので、柔軟に作業ができます。必要なショットを撮影するために自分自身の振り付けをしているような感じです。
すでに多くのファンの方から「Inside the Class」に対して素晴らしいフィードバックを頂いています。ビデオのシネマライクなルックを大変気に入っていただいていて、これも全てBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proのおかげだと感謝しています。今後、このコースがどのように展開していくかとても楽しみです!