Matthews、「Gatorbuddy」発売。カポックやパネルを容易に移動

Matthewsは、写真やビデオ撮影のためのサポートソリューション「Gatorbuddy」を発売した。

Gatorbuddyは撮影者がバウンスカードやフィルカードを使って作業する際に、作業効率を高めることができるプロフェッショナルなツールだという。

Gatorbuddyは、スチール製のベースと4つのテンテキャスターを備え、スタジオ内を滑るように移動でき、ライティングの調整時には簡単に所定の位置にロックすることができる。パネルやVフラットの出し入れも台車のようにスムーズに行え、背景を入れ替えることも可能。さらに、即席の壁や仕切りを作ったり、ノートパソコンやモニターを設置して、ワークステーションやメディアステーションとしての使用も可能だ。

低重心で安定性の高い、頑丈なキャスター付きベースを採用しており、8つのインサートは、3つのねじ込み式アルミニウム製ベビーライザーの位置決めを行い、スライダーノブは様々なサイズのパネルの幅と角度の調節に対応する。さらに、C+ライザーを支えるジュニアウォールプレートや、様々な角度に簡単に変更できるVフラットホルダーを簡単に追加も可能。

Gatorbuddyは、各アルミニウム製ベビーライザーに5/8インチベビーピンと、複数のタップ付き3/8インチ-16レシーバーが付いているため、プロ用グリップ機器と互換性がある。またベビーピン、クランプ、グリップヘッドなどを簡単に追加が可能。マットブラックで仕上げられたこのシステムのサイズは、99cm×45.7cm×2.1cm、重量12kg。最大22.6kgまでの荷重をサポートする。

Gatorbuddyは、現役フォトグラファーのカルロ・ヒンディアン氏が、スチール写真やビデオ撮影のセットでメインとなるゲーターボードを扱うのに良い方法が必要だと考え、考案したものだという。ヒンディアン氏は、ビデオグラファーやフォトグラファーによる実環境でのテストを経て、その多面的なメリットを認め、Matthewsと提携してGatorbuddyを製造・販売した。

Gatorbuddyは世界中のMatthews販売店から入手可能。

実際に使用している様子はこちら。