アガイ商事株式会社は、同社が取り扱うAputure Imaging Industries社(以下:Aputur)製チューブ型LED照明「amaran PT」シリーズを発売する。ラインアップと販売価格は以下の通り。
- amaran PT1c PB3:税込24,310円
- amaran PT2c単品:税込51,810円
- amaran PT2c 2灯キット:税込100,100円
- amaran PT4c単品:税込72,050円
- amaran PT4c 2灯キット:税込139,810円
amaran PTシリーズ
amaran PTシリーズは、1フィート管相当(長さ30cm)のPT1c、2フィート管相当(長さ60cm)のPT2c、4フィート管相当(長さ120cm)のPT4cの3機種をラインナップ。マルチカラー(RGBWW)LED素子を搭載し、CCTモードでは色温度の調整幅は2700K~10000K、色温度だけでなくグリーン/マゼンタも調整可能だ。
HSIモードに設定すれば、ヒューの設定値で各色を再現可能。細長いストリップのマルチカラー光源として、人物にも商品撮影にも、スチルにもムービーにも活躍できるライトだとしている。
従来のTシリーズ(T2c/T4c)にはなかったピクセルマッピング機能を追加搭載。1本のライトで複数の発光パターンを調整できる。それぞれ4セクション(PT1c)、8セクション(PT2c)、16セクション(PT4c)に切り分けられる。
本体背面の操作パネルの他に、従来のAputure製ライトと同様に、Sidus Linkアプリからの操作にも対応。Bluetooth接続で離れた場所からワイヤレスで色や光量などのセッティングを調整したり、エフェクトをプログラムしたりできる。
またタイプC-DMXアダプターを使用すれば、DMXコンソールからの遠隔操作にも対応。プロの現場でも使用可能だという
バッテリー駆動
バッテリーを使用して、ケーブルレスで設置できる。PT1cのバッテリーは取り外し可能で、PT2c・PT4cはバッテリーを内蔵している。
バッテリーを使用した連続駆動時間は、PT1cが約70分、PT2cが約170分、PT4cが約170分(いずれも光量100%)。充電はUSBタイプC端子より行い、USB PDにも対応している。充電時間はPT1cが約110分(5V 2A)、PT2cが約170分(20V 1A)、PT4cが約190分(20V 1.6A)となっている。
固定方法
ライト本体には両先端に3/8インチネジを装備し、スピゴットや各種グリップを使って設置可能。別売のスプライスコネクターを使用してさまざまな形状に設置して、多種多様なライティングを組むこともできる。またPT2c、PT4cには背面にマグネットを装備したT12ブラケットが付属。金属面やパイプなどにライトを設置することも可能だ。
Sidus Linkアプリについて
Aputure製各種機材と手元のiPhoneやAndroid端末をBluetooth接続することで、Sidus Linkアプリから各機材の明るさ、色温度などを遠隔操作できるようになる。iPhone版、Android版のアプリは無料で公開されてい(iPad版は有償)。
また各種エフェクトをアプリ上でプログラムすることができ、そのエフェクトを保存・共有できる。
キット
複数灯を使用してライティングを組みたいクルー向けに、PT2cとPT4cについては2灯キットを設定している。ライト本体の他、プロの現場での使用に便利なタイプC-DMXケーブルやフロアスタンドも灯数分、専用のキャリングケースに同梱されている。
付属品
■PT1c
- 本体
- USBタイプC充電ケーブル(1.1m)
- 専用ポーチ
■PT2c/PT4c単体
■PT2c / PT4c 2灯キット
- 本体×2
- USB PD 45W電源アダプター(1.8m)×2
- タイプC-DMXアダプター×2
- T12ブラケット×4
- 吊り下げリング(3/8 インチネジ)×2
- フロアスタンド×2
- キャリングケース