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株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)社のカメラレンズブランド「LAOWA」より販売中のレンズ2製品の新たなマウントを、2023年4月21日に発売する。希望小売価格はいずれもオープン。ラインアップと市場想定価格は以下の通り。

  • 「LAOWA 4mm F2.8 Fisheye」 キヤノンRFマウント:税込36,000円前後
  • 「Magic Shift Converter(MSC)」 ニコンF-ニコンZへ変換:税込57,000円前後

LAOWA 4mm F2.8 Fisheyeの特長

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LAOWA 4mm F2.8 Fisheyeは、画角210°の円周魚眼レンズ。質量は135gで魚眼レンズとしては超軽量、コンパクトな設計で携行性に優れている。ドローンに搭載しての空中撮影やジンバルに載せて撮影、セルフィーや手持ちの撮影など、撮影者への負担がとても少なくユニークな表現が可能だとしている。

開放F値がF2.8と明るいので、星景撮影や夜景撮影にも活用可能。最短撮影距離が8cmのため、近距離の撮影にも最適だとして、動物の顔などを近接で撮影すると非常にユニークな構図での撮影ができるという。

絞り値をF5.6まで絞ると被写界深度がとても深くなり、パンフォーカスレンズとしてもしようできる。また、中心部だけではなく周辺像もシャープでクリアな像が得られるという。

通常、360°パノラマ写真やVR画像を得るには超広角レンズで撮影した画像を6枚以上組み合わせることで作成するが、同製品では210°の画角をカバーしており、2~3枚程度の組み合わせで作成することができるとしている。

ブラックマジック ポケットシネマカメラのHFR HDクロップモードを活用するとコストパフォーマンスの高い超広角レンズとしても活用できるという(MFT)。

主な仕様

焦点距離 4mm
最大口径比 F2.8
画角 210°
対応フォーマット APS-C
レンズ構成 6群7枚
絞り羽根枚数 7枚
最短撮影距離 8cm
最大撮影倍率 0.11倍
フォーカシング マニュアルフォーカス(MF)
サイズ 約φ45.2×25.5mm
質量 約135g
新マウント キヤノン RF

Magic Shift Converter(MSC)の特長

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Magic Shift Converterを使用することで、LAOWA 12mm F2.8 Zero-Dを17mm F4のシフトレンズ(シフト移動量は+/-10mm)として使用することができる。特許取得済の光学系を内蔵しており、イメージサークルを拡大することで、超広角レンズをケラレなくシフトレンズに変換することのできる世界初のアダプター(焦点距離は1.4倍になり、明るさは1段暗くなる)。

ロック機構付の360°回転装置を搭載。プロフェッショナル向けのシフトレンズは建築写真や風景写真の撮影に最適ではあるが既存の製品はサイズが大きく、また価格も高価だったが、同製品を使用することで比較的小型で安価な超広角シフトレンズの撮影が可能になる。

同製品はLAOWA 12mm F2.8 Zero-Dの光学設計に合わせて最適化されているため、ディストーションについてはマスターレンズ同様に極めて少なく補正されるという。

理論的には同製品を他社製の超広角レンズに使用することも可能だが、LAOWA 12mm F2.8 Zero-Dと併用した場合と比較すると、画質が落ちる可能性があるとしている。

主な仕様

レンズ構成 4群5枚
焦点距離の拡大率 1.4倍(明るさが1段暗くなる)
フォーカシンング マニュアルフォーカス(MF)
サイズ 約φ69.6×44.1mm
質量 約360g
新マウント ニコン Fをニコン Zに変換