タムロン、「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」富士フイルムXマウント用発売メイン写真

タムロンは、APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応の富士フイルムXマウント用大口径超広角ズームレンズ、「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD(Model B060)」を2023年5月30日に発売する。希望小売価格は税込124,300円。

Model B060はズーム全域で開放F2.8の明るさと、全長86.5mm、質量335gという小型軽量サイズを両立。本格的な広角ズームでありながら、小型三脚やジンバルを使用した動画撮影でも快適に使用できるという。

Model B060のレンズ構成は10群12枚。2枚のGM(ガラスモールド非球面)レンズをバランスよく配置し、画面全域において高い解像性能を維持しているという。また、特殊硝材XLD(eXtra Low Dispersion)レンズ1枚、LD(Low Dispersion:異常低分散)レンズ2枚を採用することで、諸収差が良好に補正されたクリアな画質を実現。さらに、ゴーストやフレアの発生を今まで以上に極限まで抑えるBBAR-G2(Broad-Band Anti-Reflection Generation 2)コーティングが、逆光条件下でも被写体のディテールを緻密に描き出すことが可能だという。

AF駆動には独自開発のステッピングモーターユニットRXDを搭載。高速・高精度なAFは動きのある被写体を的確に捉え、静止画だけでなく動画撮影でも力を発揮するという。静粛性にも優れており、室内撮影など駆動音が気になる場面にも最適としている。

広角端において、従来の広角ズームレンズの近接撮影能力を大幅に上回る最短撮影距離(広角端11mm: 0.15m、望遠端20mm: 0.24m)を実現。また1:4(広角端11mm)の最大撮影倍率で、超広角特有のパースペクティブを活かしたワイドマクロ撮影や、大口径ならではの明るい開放F値でボケ味を活かした表現を楽しめるという。