ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve 18.5のパブリックベータ4公開メイン画像

Blackmagic Designは、DaVinci Resolve 18.5のパブリックベータ4を公開した。同社ウェブサイトからダウンロード可能。

同バージョンでは、字幕をより詳細に制御の書き出しを改善。これにより、有効にした字幕だけがレンダリングに含まれ、書き出し時に表示される。また、カラーページでクリップのハンドルを表示する際のシステムの安定性も向上したため、グレーディングプロセスが円滑になるという。

さらに今回のアップデートでは、トラックおよびタイムラインの管理に関するスクリプトAPIが複数の点で改善。これにより、DaVinci ResolveタイムラインでVFXの配置・置き換えを行う際によく使用される機能を自動化するスクリプトを書くことができるため、ポストプロダクションが高速化して、誤操作も減るという。

DaVinci Resolve Studioでは、繁体字および簡体字の中国語の文字起こしをサポート。また、リモートモニタリングを行う際の縦方向解像度も改善されたため、離れた場所にいる監督またはクライアント向けに映像を安全に配信する際の画像が向上。さらに、Blackmagic RAW 3.2のサポートが追加されたほか、多数のバグも修正され、全体的なパフォーマンスおよび安定性も向上したとしている。