キヤノンは、映像制作用リモートカメラに機能を拡張する「アドオンアプリケーションズシステム」の新バージョンを2023年9月7日に公開する。
現在対応中のカメラとバージョンアップで新しく対応するカメラは以下の通り。
■自動追尾アプリケーションRA-AT001
- CR-N700
- CR-N500(2023年9月7日対応予定※)
- CR-N300(2023年9月7日対応予定※)
※カメラ本体のファームウェアアップデートが必要。
■自動ループアプリケーション RA-AL001
- CR-N700
- CR-N500(2023年9月7日対応予定※)
- CR-X300(2023年9月7日対応予定※)
※カメラ本体のファームウェアアップデートが必要。
自動追尾アプリケーションRA-AT001は、プレゼンターが登壇するイベントや講義などの配信において、指定した人物の自動追尾が可能になるもの。カメラ内で解析をするため追従性が高く、全身、上半身、バストアップといった自由度のある撮影画角で、ゆっくりした歩行から、早歩きまで対応する。
自動ループアプリケーションRA-AL001は、イベント、インタビュー、スポーツの動画配信や、TVCM・映画の制作などにおいて、従来カメラマンが演出として撮影していた緩やかなパン・チルト・ズーム(PTZ)動作などを繰り返し自動で行うことが可能になるもの。指定した複数の地点を巡回する動作と、往復する動作から選択でき、地点ごとの停止時間を決める「ポジション設定」、移動速度などを決める「ルート設定」、「プレビュー」、「開始」まで、設定画面内で簡単に実行が可能になる。