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株式会社朋栄は、3G/HDポータブルビデオスイッチャー「HVS-190シリーズ」を発売した。HVS-190シリーズは、本体・コントロールパネル分離型の「HVS-190S」、一体型のHVS-「190I」の2モデルで構成されている。各希望小売価格は以下の通り。
  • HVS-190S:税込935,000円
  • HVS-190I:税込1,210,000円
  • HVS-190OU(HVS-190S コントロールパネル):税込275,000円

HVS-190シリーズは、さまざまな現場で活用されているビデオスイッチャーHVS-490が持つ多彩な機能を継承するポータブルビデオスイッチャーとして新たに設計された。標準で8入力5出力(HDMI 1出力を含む)が可能で、HVS-190Sで最大20入力11出力、HVS-190Iで最大16入力9出力まで拡張可能。全入力にフレームシンクロナイザー、プロセスアンプを搭載しているほか、出力にはセーフティマーカー機能を搭載している。

HVS-190には、HVS-490から継承した機能として、2系統のキーヤー、4系統のFLEXaKEY、1系統のクロマキーヤー、4系統の2.5次元DVE、最大100パターンを登録可能なマクロ機能、2系統のスチルストアとクリップメモリーなどを搭載。番組制作から中継車、ライブ配信、企業イベントなど幅広いシーンで活用できる。

HVS-190シリーズはWebサーバーを内蔵。HVS-490のWeb GUIをさらに使いやすく改良して搭載しており、ネットワーク経由でPCのブラウザ上から制御や設定を実行できる。また、HVS-490用の4種類のコントロールパネルを接続することも可能で、最大2台まで同時に使用できる。

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HVS-190シリーズは、オプションのNDI入出力カードHVS-NIFを挿入することにより、Vizrt Groupが提唱するIP伝送方式であるNDI入出力を追加できる。SDI入出力とNDI入出力が混在した環境を構築可能だ。HVS-NIF(2023年9月末予定、希望小売価格は税込495,000円)1枚で4入力2出力が可能で、HVS-190Sで最大3枚、HVS-190Iで最大2枚を使用できる。

HVS-NIFは、High bandwidth NDI/NDI|HX入出力に対応し、複数台のPTZカメラのリモート制御にも対応している。全入力にフレームシンクロナイザーとプロセスアンプを搭載し、High bandwidth NDIではアルファチャンネル受信にも対応する。