Avidは、古くからの顧客である世界的メディア複合企業アルジャジーラ・メディア・ネットワーク(AJMIN)との契約を延長し、同ネットワークの制作業務をクラウド・ベースのサブスクリプション・サービスへ移行するとともに、複数拠点のコラボレーションおよびリモート制作を実現する契約を、2023年8月24日に締結した。
アルジャジーラは、ニュースおよび番組の制作ワークフローを全面的に刷新して拡張し、カタール、ロンドン、ワシントンD.Cの各地域のハブ全体に分散するチームと、ニュース支局やその他の拠点からなるグローバル・ネットワークを繋ぐためにAvidを選択した。
アルジャジーラは、世界最大手かつ最も影響力のある国際ニュース・ネットワークの1つ。1996年に開局したアラブ地域初の独立系ニュース・チャンネルは、現在150ヵ国の4億5000万を超える世帯に放送されている。
包括的な複数年の新契約により、アルジャジーラはAvid MediaCentral | Flexサブスクリプション・モデルに移行し、最新のプラットフォーム・ツールとAvid NEXISストレージを利用できるようになる。
また、近い将来、既存のハードウェア・サーバーからAvidの次世代型ソフトウェア・ベースのクラウド対応メディア・インジェストおよびプレイアウト・プラットフォームAvid | Stream IOへの移行パスも追加される予定という。
加えて新契約には、Avidの完全クラウド制作環境、Avid | Edit On Demandのサブスクリプション・ライセンスが附帯する。
これにより、アルジャジーラはクラウド・ワークフローの可能性を模索しながら、支局ネットワーク全体で最新編集機能を立ち上げることが可能。
AJMNのテクノロジー&ネットワーク・オペレーション担当エグゼクティブ・ディレクターのアハメド・アルファハドは同契約について以下のようにコメントしている。
また、AvidのCROであるトム・コーディナーは以下のようにコメントしている。