ビジュアル・グラフィックス株式会社(以下、VGI)は、従来から販売しているHyperDeck Studio※1(以下、HyperDeck)プレイアウトソフト「PowerTake Playout Controller」に加え、接続台数の制限なく複数台のHyperDeckをLAN経由で一斉録画・再生コントロールを実現するWindows PC用アプリケーション「PowerTake Multi Deck Controller」を発売した。価格は、1ライセンス※2で税込110,000円。

※1 HyperDeck Studioは、Blackmagic Design社の製品。
※2 ノードロックライセンス、USBキーによるライセンス提供などに対応。また、お試し版をこちらよりダウンロード可能。

PowerTake Multi Deck Controller

PowerTake Multi Deck Controllerは、Windowsで動作するリモートコントロールソフトウェアで、LAN経由で接続した複数台のHyperDeck Studioに対して一斉に録画開始・再生開始をコントロールできる。

マルチカメラでの収録環境において、カメラごとに接続しているHyperDeck Studioに対し、ワンクリックで一斉に録画を開始させるだけでなく、収録後の再生確認もワンクリックで一斉再生。

ライブ収録直後にスイッチング環境やマルチビュー環境をそのまま活かした再生確認が可能。

また、接続する台数に制限はないので、10台以上の環境においても1台のPCで一斉制御が可能。

加えて、PowerTake Multi Deck Controllerを複数起動し、同時にコントロールしたいHyperDeck Studioをグループ単位で認定、登録させることで、グループ単位で非同期にコントロールすることができる(再生担当のグループと収録担当のグループを分けて管理するなど、柔軟性の高い運用が可能)。

PowerTake Multi Deck Controller(MDC)を複数起動した際の管理イメージ