Inter BEE 2023

Inter BEE 2023で「仮想空間の融合」を体感できる無料ツアー開催。仕組みやシステム、主要なコンポーネントを紹介

2023.11.10

disguise Japanは、11月15日～17日に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2023」において、放送や収録、ライブステージやイベント演出として注目の「xR」「イマーシブ」「モーションキャプチャ」テクノロジーを体感できるブースを説明員が同行してシステムなどを紹介する無料ツアーを初めて主催する。

放送技術やライブステージ、イベント演出では、CGとの高次元での融合が大きな流れとなってきたいる。映像化⼿法としての「バーチャルプロダクション」や「インカメラVFX」は普及期に入り、ライブステージやイベントでの映像演出も高度に進化している。

CG：デジタルアセットを軸に新しく、自由で、かつコストパフォーマンス/タイムパフォーマンスの高いシステムが構築されているという。これらのシステムは、リアル空間とCG空間を合成するために、トラッキング、モーションキャプチャ、イマーシブ・サウンドなど、さまざまな新しいテクノロジー、そしてLEDパネルやプロセッサー、メディアサーバーなどのコンポーネントを複合的に使用し、実現っしている。

今回のツアーでは、そのようなトレンドを感じられる3社のブースを説明員が同行して紹介する。

開催概要

日時

11月15日（水）、16日（木）	集合場所:池上通信機ブース（ホール4、小間No.4208） 10:30/13:30/15:30
11月17日（金）	集合場所:レスターコミュニケーションズブース（ホール5、小間No.5212） 10:15/13:15/15:15

参加申し込み

定員：各回15名
専用フォームより事前登録が必要

ツアーの概要

約30分のツアーで、disguise japanの社員が説明員として同行し、下記3社のブースを紹介する（1、2のデモンストレーションを含む）。3の「d&b Soundscapeデモセッション（約40分）」の体験は、別途こちらより申し込む。

1：「マーカーレス・モーションキャプチャ&xR バーチャルプロダクションシステム」

レスターコミュニケーションズ（ホール5、小間No.5212）

よりクリエイティブで効率的なプロダクションが可能となる「バーチャルプロダクションシステム」で、disguiseのxRは、現実の映像とバーチャル空間を自由に3次元合成し、リアルタイムで送出する。Unreal Engine、Unity、Notch、TouchDesignerに対応し、複数種のCGエンジンの同時使用も可能だという。

この展示ではUnreal Engineを使用する。「xR」により、LEDウォール（ROE Visual社）の外側もCGで補完することで360度の全周空間を実現するという。さらに特殊なスーツやマーカーなしで⼈の動きをCGで表現できるリアルタイム・マーカーレス・モーションキャプチャ「Invisible」も併用し、CGキャラクターが混在するデモンストレーションを実施する。バーチャルスタジオのCGは digidelic社の⾼品位なUEアセットを使用する。

2：「ロボットアームカメラ&xR バーチャルプロダクションシステム」

池上通信機（ホール4、小間No.4208）

ロボットならではの正確な高速移動・ダイナミックなカメラワークと直感的かつシンプルな操作で容易に撮影できるロボットアームカメラ「R2 SYSTEM」を紹介する。さらにStype社RedSpyでトラッキングしたカメラを追加し、Brompton社のLEDプロセッサーのフレーム・リマッピングにより2カメラでの同時収録を可能にした「xR バーチャルスタジオ」のデモンストレーションを実施する。

xRにより省スペースながらも広⼤なスタジオや⾵景を表現。また、ARでCGアイテムやコンテンツの⾃由な追加配置も可能。

3：「360°音響システム&巨⼤LEDビジョンによるイマーシブオーディオ体験」

ディーアンドビー・オーディオテクニック・ジャパン（ホール1、小間No.1315）

デモルーム内に360°音響システムとステージに設営する巨⼤LEDビジョンを配置し、最新のイマーシブオーディオシステム「d&b Soundscape」のイマーシブ効果を最⼤限に体験できるプログラム。バイオリン、クラリネットなどの生演奏をイマーシブで聴くことができるライブセッションや、特別に用意されたデモ音源で実際の効果を体験できるという。

LEDビジョンへの映像送出には、disguise メディアサーバーを使用する。