TOMODY、「WRIDGE LIVE」12月1日よりサービス開始メイン画像

Live Solution「WRIDGE」を展開しているTOMODYは、2023年12月1日よりオンラインスイッチングサービス「WRIDGE LIVE」のサービス提供を開始する。料金は税込9,800円/月より。開始に伴い、WRIDGE LIVEを2ヵ月間無料で使用できる「フリートライアル版」の事前申込受付を、11月15日より開始する。

WRIDGE LIVEは、従来の配信に関する課題や悩みの解消やLive配信における新たな価値の提供、Liveコンテンツ増加を思いとして開発したサービスとしている。現場からの複数配信映像を、クラウド経由で遠隔からスイッチング操作が可能。さらに、遠隔から配信現場のPTZカメラ等の操作が可能で、専用スマートフォンアプリ「WRIDGE CAM」を用いれば、スマートフォンだけで現地からのLive配信ができるという。

本サービスの導入により、Live配信現場への人材の出張が不要となり、機材運搬や準備をはじめ、移動時間や人件費の短縮・縮小を可能としている。Live配信のニーズがより高まっているセミナーのLive配信事例では、配信コスト70%の削減、総工数(のべ作業時間)約85%の削減できるという。

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WRIDGE LIVEの特徴

WRIDGE LIVEは、Live配信や中継配信の現場からの映像を、独自にクラウド上にアップロードする。そのため、従来ではハードウェア機器を用いて現場で行っていたスイッチング操作を、クラウドを経由することで遠隔操作を可能としている。また、シンプルなUI設計のため、経験が浅い人など誰でも簡単に配信できる。さらに、大量の配線を大幅に減らせるため、配信トラブルの削減が狙えるという。

遠隔操作

これまでの中継システムでは、細かいカメラの設定を行うため、中継地点の現場にカメラマンの操作を必要としていた。WRIDGE LIVEでは、外部デバイスコントロール機能を搭載しており、PTZカメラ(パン、チルト、ズームの制御が可能なカメラ)を遠隔で操作できるため、カメラ担当者の現地への出張を不要としている。今後は、PTZカメラのみならず、様々なカメラでの遠隔コントロールも実現する予定としている。

また、WRIDGE LIVEでは、クラウド上で提供する高機能なオーディオルーティング機能により、遠隔地からの操作を実現し、現場への専用機材の持ち込みを不要としている。

独自のスマホアプリ

多くの人が所持しているスマートフォンでもLive配信を実現するため、独自の専用アプリ「WRIDGE CAM」を開発。アプリを用いることで、現地にいる配信未経験のユーザーがスマートフォンの設置を行い、一方で遠隔からLive配信のプロが現地のカメラをコントロールするといった分業を実現可能としている。また、スマートフォンのGPS機能による位置情報を利用した配信ができるという。

学校行事、ウェディング、アマチュアスポーツ等に対応

本サービスは、スマートフォンがあれば配信できるため、緊急性が高い事件や事故が発生した際には、現地に1名が駆けつけるだけで中継配信が可能になるという。また、多くの重たい機材の持参やケーブル配線も必要無いため、どんな人・場所でもスマートフォンを用いた簡易的な配信だけでなく、複数台を用いた高度な画作りの中継配信も可能としている。

その他、学校行事や地方公共団体の配信、ウェディング、アマチュアスポーツ、ハイブリッドセミナー等で活用できるという。

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