Disguiseは、フラッグシップ・メディアサーバーVXシリーズの新モデル「VX 2+」を発表した。ライブイベント、ロケーションベース体験(LBX)、放送、バーチャルプロダクション、ブランド体験など、複雑で高度な映像クリエイティブを実現する最新の統合プラットフォームでエンターテインメントの未来を提供するモデルとしている。
Disguiseのメディアサーバーは、「U2(Sphere)」「Ed Sheeran」「Eurovision」「Motley Crue」「ドバイEXPOのAl Wasl Plaza」「Amazon Prime」「Netflix」「NBC」「Discovery」「Verizon」「ITV」など、さまざまなショーや体験施設、バーチャルプロダクションの中核デバイスとして使用されている。
今回発表のVX 2+は、次世代のコンテンツを産み出すパワフルなメディア・サーバーであり、2系統の4Kビデオ出力により、最高水準の制作に必要なパワーとスピードを提供する中規模のスタジオやライブプロダクションに最適なモデル。下記のアプリケーションをはじめ、高度な機能と画質を必要とするさまざまな用途に対応するという。
-
中小規模のバーチャルプロダクション
VX 2+は、トータルでほぼ6K解像度の映像処理を実行可能。2Dおよび2.5Dワークフローを活用したいと考えている中小規模のバーチャルプロダクションスタジオに最適なメディアサーバー。RenderStreamによる接続でクラスター・レンダリングにも対応。リアルタイム・コンテンツを望みのスケールで実現する。 -
企業のプレゼンテーションを没入感のあるxRで実現
企業のxRプレゼンテーションを実現し、没入感のある魅力的なコンテンツでオンラインの聴衆を魅了できる。VX 2+は100Gbのネットワークに対応。RenderStream通信によるレンダーノードの複数並列処理や4Kカメラとも組み合わせ可能。4KクオリティーのxRにも対応する。 -
記憶に残るライブイベント映像を実現
VX 2+は、リアルタイムの映像演出を必要とする劇場や中規模ライブショーに理想的なソリューション。VFCカードと組み合わせることで、AVインフラを変更することなく、好みの映像出力が可能。 -
インパクトのある体験を演出
VX 2+は、インパクトのあるコンテンツ再生やグラフィックスのリアルタイム生成をLEDウォールやプロジェクターにシームレスに出力できる。VFCカードと組み合わせることで、AVインフラを変更することなく、好みの映像出力が可能。